ドイツ・カールツァイス
イエナという場所にある
このドーム
プラネタリウム好きなら
一度は訪れたい場所に
念願かなってこれましたよ。
Jena, Carl Zeiss Planetarium
UNIVERSARIUM Models IX and IX TD
ユニバーサリウム モデル9 直径18~35mドーム向け
大ドーム用に設計されたプラネタリウム UNIVERSARIUM (ユニバーサリウム)はカールツァイスが提供する最も強力なプラネタリウムです。
大きなドームでのマルチメディアシアターのために設計された、
水平型(モデル IX)、および傾斜型ドーム型(モデルIX TD)の2機種があります。
UNIVERSARIUM は、恒星球としての必須要素つまり惑星投影系を完全に分離した星野と、
天文学のアルゴリズムにより恒星球と連携する惑星投影機から構成されています。
カールツァイスのファイバーオプティクス技術によってもたらせられた星野は非常に明るく、映像にかきけされることはありません。
恒星像は完全に白い点像です。 また、現実に色が目視できる明るい恒星には自然な着色が施されています。
UNIVERSARIUM はすべての星を自然にまたたかせることができます。
ドーム直径 18m~ 35m(59ft~115ft) 傾斜ドーム角度 0度~30度 客席数 約200脚~ 450脚
星の直径
星の大きさをカスタマイズ
ファイバーオプティクスを用いた恒星投影装置では、星の直径を変えることによって、個々の機械の恒星の明るさを個別に設定することが可能です。やや大きいサイズのドームを持つ顧客には、恒星の明るさはやや高めに設定されるべきでしょう。また、自然な恒星の輝きを重視される顧客へは、恒星像はやや小さい(明るさもわずかに減少します。)ものが良いでしょう。顧客ごとにドームの直径と反射率の最適なパラメータを、カールツァイスは推奨することができます。
星像の縮小化
恒星像の直径を小さくする
1923年からの恒星直径の解像度
古典的投影型プラネタリウムの草分けである1923年のツァイス モデルⅠでは、 恒星(0等)の直径は約25分角でした。これは明らかに円盤像に見えました。自然な印象を与える視恒星像は、人間の目の分解能に相当する1~2分角のものです。旧投影機の最も良い投影像は10分角でした。ファイバーオプティクスでは1分角の恒星像を実現しており、これは針の先のような星として見えます。
星の色
自然な色合いの星
自然な星の色のスペクトル
多くの星は白く見えます。したがって我々には黄や赤や緑の色合いの光源は不要です。アークランプは、すでに広い範囲に使われていますが、自然な白い光を放射する最も適したものです。赤でも青の端でもそのスペクトルはフィルターを入れて自然な星の色をつくるのに、光の強さも十分あります。革命的なプロセス、個々のファイバーが明るい星の自然な色合いを実現してくれることに感謝します。
深宇宙天体
双眼鏡で星団や星雲を見たら
深宇宙天体の描写
カールツァイスのプラネタリウムは星団と星雲の効果的な演示を提供します。 球状星団と、より小さい散開星団などです。ドームに映し出された星団は、多くの非常にほのかな星で構成されます。 したがって、それらは、肉眼ではちょうど自然な星団が見えるように見えます。より明るい星雲の表現のために、特別な方法でデジタル化された天体写真をカールツァイスは使用します。 ハーフトーンを維持したままのディジタル画像は、レーザーガンによって恒星原版のクロムコーティング上に再現され、ファイバーを通して投影されます。 したがって、銀河とガス星雲はそれらの形と特徴が再生されます。プラネタリウムで双眼鏡をつかえば、観客はいくつかの天体の輪郭が不明瞭であることに気が付きます。双眼鏡で観察するべき典型的な対象としてアンドロメダ星雲、マゼラン雲またはオリオン星雲などがあります。
- シテ科学産業博物館
- 所在地: 30 Avenue Corentin Cariou, 75019 Paris, フランス
Raumflugplanetarium in Tripolis. トリポリ(リビア)のプラネタリウム
- 明石市立天文科学館
- 科学博物館
世界中のツァイスプラネタリウムのパネルがあったので
ひとつひとつを赤射(シャリバン)して撮りました。
L'Hemisferic
- 芸術科学都市
- 所在地: Av. del Profesor López Piñero, 7, 46013 València, Valencia, スペイン
Anzeiger-Hochhaus
Hannoverハノーファー プラネタリウム
Das Planetarium in Leipzig 1926–1943
デュッセルドルフ
トーンハレ プラネタリウム
世界最大のプラネタリウムとして作られた建造物は1978年、コンサートホールに変わったそうです。
ヴォルフスブルク (Wolfsburg)
- Planetarium Wolfsburg
- プラネタリウム
- 住所: Uhlandweg 2, 38440 Wolfsburg, ドイツ
Planetarium Mannheim
マンハイム
Nehru Planetarium/ネルー・プラネタリウム(インド・デリー)
現在では投影機、「メガスター」だそうです。
- Nehru Planetarium
- プラネタリウム
- 住所: Nehru Centre, Dr. Annie Besant Road, Worli, Mumbai, Maharashtra 400018 インド
Nehru Planetarium/ネルー・プラネタリウム(インド・デリー)
Information 施設名称 Nehru Planetarium/ネルー・プラネタリウム 所在地 Teen Murti House, New Delhi - 110011, India 機種 MEGASTAR-IIB ドーム直径 15m 水平ドーム 納入年月日 2010年10月 webサイト http://nehruplanetarium.org/
カナダ エドモントン(Edmonton)
エドモントン・スペース&サイエンス・センター
ホジュフ(ポーランド語: Chorzów, ドイツ語:ケーニヒスヒュッテ、Königshütte)
- Planetarium Śląskie
- プラネタリウム
星のまたたき
すべての星のリアルなまたたき
地球の大気は星の光を乱します。 その結果、星はまたたきます。専門用語では「シンチレーション」といいます。 多くのプラネタリウム設計者がこの現象の再現に挑戦しましたが、彼らのいずれもが完全な解決には到達していませんでした。 それらの人工的なシンチレーションは、固定されたパターンに見えたか、または光輝星だけを別投影機でまたたかせたりしました。 シンチレーション装置のスイッチを切った時、多くの星が減光してしまったり、または見えなくなってしまうという問題が起こったこともありました。
UNIVERSARIUM と STARMASTER のためのファイバープロジェクターは、非常にリアルな星のまたたきを再現します。 私たちは自然なでランダムな大気中のきらめきを再現するため、光ファイバーが統計的にランダムな分布になるように配列する方法を採用しました。それは、自然現象とほとんど区別がつかないほどの効果をもたらしてくれました。 以前の方法と異なり、恒星が暗くなったり消えたりすることもありません。
UNIVERSARIUM と STARMASTER のためのファイバープロジェクターは、非常にリアルな星のまたたきを再現します。 私たちは自然なでランダムな大気中のきらめきを再現するため、光ファイバーが統計的にランダムな分布になるように配列する方法を採用しました。それは、自然現象とほとんど区別がつかないほどの効果をもたらしてくれました。 以前の方法と異なり、恒星が暗くなったり消えたりすることもありません。
またたきのしくみ
星にまたたきを与える
またたきの原理
画期的なまたたきデバイスが光源とファイバーの束の間に設置されています。特別な構造によってまたきを加えられた先は、ファイバーを通じて恒星原板へ伝達されます。ランダムなファイバーによる伝達によって、ドーム上の恒星はランダムにまたたくので自然に感じられます。
星を映すこと
星は単なる星にあらずして
夜空を再現するのに使われる技術にはさまざまなものがあります。しかしながら、どの技術を採用するか、その技術が洗練されたものか否かよって、映し出される恒星像は、はっきりしていたりボケていたり、明るかったり暗かったりします。
顧客が星の映像に要求する品質水準の如何にかかわらず、映し出された恒星像は唯一のものです。それは他のいかなる光も嫌います。ドーム上に映されるたった1枚のスライドでさえ、空の支配者であるはずの恒星の面目を失わせることができます。パノラマ映像機の光は意味もなく星空を色あせさせます。天の川によって彩られた幾千もの星の壮大な輝きは、何ものによっても消し去ることはできません。しかし、残念ながら、それはいとも簡単に視界から消えてしまいます。
ビデオプロジェクターは赤い灼熱の恒星内部の様子を見せてくれます。オールスカイの映像は、光速度で移動する宇宙船のコマンドステーションに、私たちを連れていってくれます。 目の前で、恒星は爆発し、惑星が砕け散ります。ブラックホールが私たちをむさぼり食います。 カラフルなレーザー光が、私たちの脳に、まさしくひらめきます。
ビデオプロジェクターは赤い灼熱の恒星内部の様子を見せてくれます。オールスカイの映像は、光速度で移動する宇宙船のコマンドステーションに、私たちを連れていってくれます。 目の前で、恒星は爆発し、惑星が砕け散ります。ブラックホールが私たちをむさぼり食います。 カラフルなレーザー光が、私たちの脳に、まさしくひらめきます。
星は単なるアクセサリーではありません。それらは、ショーの主役のままで残っているべきです。もう一方の主役と同等に認識されるべきなのです。それらを見て、私たちは、冬の夜の寒さを忘れて、私たちの知識と認識には限界があることを理解するようになります。
恒星の投影像が他の映像に対しあまりにも弱くて対抗できないものであるならば、ショーディレクターには何ができますか?せっかく目を暗闇に慣らした観客が、雷投影機のストロボによって目を幻惑されるのを許容しますか?恒星投影のために超強力な光源を持つプロジェクターを導入しますか?
そのような場合、 ツァイスには、より良い解決策があります。それは光ファイバーです。
そのような場合、 ツァイスには、より良い解決策があります。それは光ファイバーです。
ファイバーオプティクス
ファイバーオプティクスによる、星の自然な輝き
光ファイバーを用いた恒星投影方式では、光は、それが必要であるところ、すなわち恒星原板の星像の穴にのみへ伝達されます。光源から放たれた光は、集中的に恒星原板の恒星の穴に誘導されます。これによって、光源から放射された光が有効に使われる割合は、劇的に向上しました。
また、ドームに映し出される恒星像の大きさを人間の目の分解能以下に押さえ込む技術の開発に、カールツァイスは成功しました。ツァイスのファイバーオプティクスが提供する星野は、星が本来持っている「輝き」を自然に再現した、素晴らしい光景をもたらしてくれます。星とバックグラウンドの間のハイコントラストは、星空に驚くべき奥行きと深みを与えます。
恒星投影装置には太さの異なる1000本ものグラスファイバーが、1/1000mmの精度で配置され使用されています。
ファイバーオプティクスには、4つの特徴があります。
- 恒星像が劇的に明るくなります。
- 人間の目の分解能以下の恒星像になります(すなわち恒星は点に見えます)。
- ランプの消費電力の劇的な低減が達成されました。
- 恒星を明るく映すことができるということは、ドームの反射率を低く設定することを可能とします。これは、全天ビデオの投影の時に、映像の高コントラストの維持に有効です。
光ファイバー投影機
ツァイスの光ファイバー投影機
模式図:ツァイスの光ファイバーをつかった投影機
光は光源から光ファイバーの束へ導かれます。ひとつひとつの光ファイバーは恒星原板の小さな穴へ結ばれています。各々の穴はその直径によって「星の明るさ」を表現しています。何千という穴を通った光は、特別なレンズを通してドームへ投影されます。全ての恒星原板は天球のある部分を担っています。光源が恒星原板の0.01%を直接照らす方式に比べ、ファイバーオプティクスは光を独占的に構成の穴へと導くことができ、非常に高い効率となります。