帰りの事もろくに考えずに
夢中になってタクシーにかけ乗るほどに
突撃ドキュンしちゃった
一番の理由として
チェコでプラネタリウム見れたのが本当に嬉しかったので
なんとかポーランドでも、
ひとめ貴方(プラネタリウム)を目撃したいという甘く切ない
飽くなき探求心にかられたからなので、
無事に着いてプラネタリウムのチケットを
手に入れた時の喜びの瞬間といったらもう
頭の中を夢想花のサビがリフレインして
思わずその場でくるっくる回りだしたいほどでした(実際はしてません)。
ただ、次の席の空いている回が20時からのしかなくて
ここに着いたのが、大体17時ちょっと過ぎぐらいなので、
一人で三時間近く投影時間まで待たなければいけないので、
科学館中を写真や動画これでもかと撮りまくっていたのですが、
流石に一時間半もすると6つのゾーンに分類された展示を周り終えてしまったので
プラネタリウムのある建物の外観写してこようと考え
いったん外にでました。
プラネタリウムは科学館正面入り口から向かって左に進んで
ここを曲がり
進みます。
右手にチラッと見えてきました。
現れました。
おっおっお、おおおー、おおおー アーレこそがぁー(ワンセブン)
今までポーランドには無かった、そしてヨーロッパで一番最新鋭のプラネタリウム
通称、「THE HEAVENS OF COPERNICUS」
“コペルニクスの空”です。
ほおずき色したガラス越しにドームの球体が見えます。
科学館の方はクリアーな無色透明ガラス
ちゃんと世界を分けているのがニクイ!
ホントに来ちゃったわ~ ‥♡
プラネタリウム横を流れるビスワ川東岸をはさんでワルシャワ国立競技場が見えます。
この時はまだオープンしてません。
あのシビエントクシュスカ橋(人魚橋)の西端にも人魚像があります。
旅行最終日の夜ということもあり
色々つかれたので
19時ちょっと手前で、
科学館内のプラネタリウム入り口前に座り、
20時からの投影を待つことにしました。
「見終わったら21時かぁー、それからどうやってホテル戻ろうかなぁー。」
と考えていると
母親とお姉ちゃん、弟の三人の親子が
テクテクと奥に歩いていくので
なんか私もなんとなしに
その後を追いかけていました。
ドアを開けるとドームが現れました。
大きいなぁーと思っていると
首に係りの札をぶら下げた大島渚似の人が何かしゃべりかけてくるので
プラネタリウムのチケットを見せると
なんか分かんないけど
19時からの投影に入れてくれました。
ドーム内に入ってまず一番驚いたのは
プラネタリウム投影機が
大平貴之のメガスターだったからです。
MEGASTAR-IIA(ES)
海外でメイドインジャパンに出会えるのって誇ら嬉しいです。
このメガスターは2011年2月にプレリリースされたばかりの最新のハイエンドモデルです。
「THE HEAVENS OF COPERNICUS」
日本での主流である光学とデジタル融合のハイブリッド式投影です。
MEGASTAR-IIA(ES)はソリッドステート・シャッターを搭載していて
太陽・月・惑星投影機の光学フル・システムによる美しい星空、3D映像を映せます。
説明しよう!
(タイムボカン、富山敬のナレーションで)
ソリッドステート・シャッターというのは
星空と映像を重ねて投影する場合、
従来の機械的シャッターでは映像と星が重なって映ってしまうのですが(左)、
ソリッドステート・シャッターでは不要な部分の星をこのように隠すことができるんだそうです(右)。
それで見た映像はDawn of the Space Age 3D (宇宙時代の3Dの夜明け)でした。
メガスターの星空は日本で数回見ていますが、凄い乙でした。
なぜかというと現地の人でも大混雑でなかなか見るのをちゅうちょしている場所なので、
多分このとき日本の一般の観光客でこのプラネタリウム体験したのって
世界のプラネタリウム事情は米国を中心に急激にデジタル化が進んでいる中、ちゃんと光学式の投影機を採用してくれていて、それが日本製である事がたいへん喜ばしいのですが・・。
なんでお隣の国、世界で始めてプラネタリウムを作ったお国
ドイツから購入しなかったのか今回の旅行で学んだことで考えてみたら、
おのずと答えがでてきました。
心情的にドイツ製品選ぶのが嫌なのだろうなと、
それと親日家の多いポーランド
日本愛されてます。
ドーム直径 は16mで 傾斜型ドームです。
こうやって投影見終わっても、写真取りまくってたら、次の回が始まってしまい、出口が塞がっちゃいました。
どうしようとかと思い迷った末に入り口のほうから出たら、係りの人に止められてたので
チケットを見せると今やってる20時のなので、
どうしてなのかと尋ねられました(言葉わからないけど多分そうです)。
私は念願かなってプラネタリウム見れたし
このあとどうやってホテルまで帰ろか考えなくちゃいけないので
借りた英語での説明メカ返してそそくさと立ち去りました。
プラネタリウム入り口側にあった謎の三輪車
ウェルズが著した未来:タイム・マシンを彷彿させます。
この時、
これ乗ってホテルへ、
いや祖国ヤマトに帰還できやしないかと一瞬とかもそんな夢想
微塵も考えてたりなんかしてませんよ。