日が暮れる前に
私が今回尾道に来た最大の目的である
大林宣彦監督の尾道三部作
小林聡美、尾美としのり主演「転校生」(1982年)
原田知世主演「時をかける少女」(1983年)
富田靖子主演「さびしんぼう」(1985年)
ロケ地巡りを決行しました。
大林監督のお言葉で、
「尾道では迷ってほしい」とあるのですが、
その思想を 継いでなのかしりませんが、
もらったロケ地イラストマップが
分かりづらいのです。
千光寺山ロープウェイのりば
頂上の千光寺公園まで一気に登ることができる全長365mのロープウェイ。
営業時間, 9:00~17:15で
この時もう
運行終わってました。
でも、ここにある公衆トイレを掃除していた
地元の方がいたので
「転校生で二人が転がり落ちた神社どこですか?」
とたずねました。
すると、
一瞬、「えっ」て顔をして、
「あの大林の尾道最初の映画だよね?」
と返してきたので
当然「はい」と私は答えて、
それでロケ地イラストマップを見せると
「あれっ?転校生の神社こっちの方向だったかな?」
と迷いながらも
この通りにはここを真っ直ぐぬけたらでるよと
教えてもらいました。
梶山時計店
ここは『時をかける少女』の「日乃出堂」のモデルになった場所で
大きな看板時計は1971年製の初代の手作りで
タイムリープで時間を遡る演出に使われたそうです。
梶山時計店の方に
質問しました。
「転校生で二人が転がり落ちた階段どこでしょうか?」
すると、やっぱり、
一瞬、「えっ」て顔をしたあと
こっちだよと案内してくれて
この路地をまっすぐ行けば着くよと
教えてくれました。
それでなんですけども
旅行に来る前の
事前のネット情報で
尾道には猫が多いと知ってはいましが、
噂は本当で、面白いぐらい目撃するのです。
とうとう
『尾道』という街が、全国的に有名になる最大のきっかけである
尾道の運命を変えた傑作
『転校生』
原作「おれがあいつであいつがおれで」
の
二人が入れ替わった
あの石段の場所に自分来ちゃったんだと思うと
けっこう感無量でした。
そうですここがあの、
大林宣彦監督の尾道三部作の第1作、
映画『転校生』で主人公の
一夫(尾美としのり)と
一美(小林聡美)が
転がり落ちて入れ替わる印象的なシーンに登場の
御袖天満宮(みそでてんまんぐう)の石段
ウッチャンナンチャンも聖地御礼してます。
さらに散策続けるのですが、
歩いていて真っ先に私思いましたのが、
坂の町と呼ばれているだけありまして
ご年配の方は住むのたいへんだろうなです。
廃墟とかした家を何件かみつけました。
「尾道空き家再生プロジェクト」が始動する理由が
こんな歩いているだけで
なんだかオラ、わくわくしてきたぞ!で
そんな場所だからなんだと理解しました。
西願寺
「さびしんぼう」で尾美としのり扮するヒロキが住むお寺。
※こちらのお寺は西国寺で、西願寺は西のはずれにあるそうです。
コメントで教えてもらいました。
CATS
浄泉寺で5月24日(金)から5月26日(日)まで、お寺とアートが融合したイベント「お寺でフェスタ!」が開催されてました。
このイベントに参加されたアーティストの方と
あなごのねどこでご一緒でした。
その時のことは
また後日ブログにします。
お寺に私憧れのBUBU 502ありました。
一人乗りの雨風防げてノーヘルで乗れる
夢のようなデザイアバイク
(運転には普通免許が入ります。)
現役で動くのでしょうか?
気になります。
ねこ
日が暮れてきました。
暗くなってきたのですが、
千光寺山
登ってみることにしました。
こんな坂の途中にも
カフェ&バーあるのです。
もともと尾道市は「文学の街」で有名で
「西の小京都」と呼ばれていたそうです。
国指定の重要文化財の天寧寺海雲塔
越しに見下ろす街並みを眺めると
尾道は海の町、寺の町、坂の町と言われている由縁をしります。
元々は五重塔だったそうです。江戸時代に、傷みが激しかった四~五層を撤去し三重塔に改築されました。
鼓岩 (つづみいわ)は別名ポンポン岩と呼ばれているそうです。
それで
画像だと分かりづらいのですが、
デジカメのISO感度あげて撮っているからで
実際はかなりあたり真っ暗で
こんな暗い道登ろうなんて普通は
考えないのでしょうが、
私馬鹿だからですが、
おもむろに上えと登っていました。
すると
頂上つきました。
汗だくです。
なんか展望台がありまして、
夜なのに
閉鎖されている様子もないので
あがってみると
話し声がして
あれ?、人がいるぞと
いっしゅん安心してしまったのですが、
よく見ると
そとでカンガルーしてました。
あぁ・・、
これって
私にここから飛び降りろっていう導きなんですかと
要らない試練をなげかけられました。
夜でも
車だと簡単に
来れるようです。
一刻も早くこの場を離れたかった私は
天寧寺坂を
駆け下りました。
千光寺新道
ここも「転校生」や「あの、夏の日」のロケ地だそうです。
ここに「ここがロケ地です」という看板を立てようとしたのですが、
大林監督が猛反対されたそうです。
理由は
「だって、今後別の映像を撮る人の邪魔でしょ?」
とのことです。
KENDAMA ROCK CAFE(ケンダマロックカフェ)という、
けん玉検定5段を持ってる「ケンダマ伝道師」のオーナーさんが開くカフェとかありました。
花火している人がいました。
東京都内だと
条例で焚き火あつかいと同じになって
ほとんどの場所で花火禁止になっていますので
そうとう久しい光景です。
向島に渡る渡船のりばありました。
てっぱんロケ風景が紹介してありました。
片道¥100お安いです。
同じ時期に私も大林映画のロケ地めぐりをしました。
返信削除レンタルバイクを借りて廻ったのですが1泊二日やったんで半分もいけなかったです。
私がこの時尾道に行ったのは100%大林監督作品聖地巡礼目的でしたが、
返信削除映画のロケ地に選ばれる理由が、実際に訪れてわかりました。
お天気が良かったのもあいまってだとは思いますが、綺麗すぎてどこか魔力的な魅力がある場所、
大林さんのお言葉である「尾道では迷ってほしい」と体現するとちょいちょい猫が現れて
不思議な空間に紛れ込んだ感を楽しめました。
「5時に夢中!」見てると必ずながされるソニー損保のCMで歌って踊っている女性は何者なのか
気になって検索してみたら
尾道が舞台になったNHK連続テレビ小説・第83シリーズの作品『てっぱん』のヒロインをされていた方だと知りまして、ネットに上がっている動画を見たらはまって見入ってしまいました。
尾道住民ですが楽しまれたようですね。良かったですまたゆっくりと来てくださいね。
返信削除ひとつきにかかったのですが、さびしんぼうのお寺は西願寺で、写真が西国寺になっていましたがちゃんと本物の西願寺には行かれたのでしょうか?西願寺は西のはずれにあるのでもしかしたら勘違いされてるのかなあ?
ヤマトさんご指摘真にありがとうございます。
返信削除修正分を赤字で記入します。
今まで私のブログを見て尾道ロケ地めぐりをされる方がもしいらっしゃたとしたら
大変ご迷惑をかけてしまいました。
すみませんでした。
はい、またいつの日か尾道に赴いて道に迷ってきます。
50代半ばのおじさんです、関西在住ですけど毎年何度か尾道は訪れますこの間も久しぶりに西願寺に行って来ました、他に彼のオートバイ、彼女の島のロケ地世羅にも行って来ました、島の方は何度か行ってますカワサキのバイクじゃなかったですけど、以前に行った場所は、泊まった事もある西山本館(ふたりのロケ地)ふたりのロケ地の事故のシーンの家、あしたの移転した建物(今バスの待合室)、名前は忘れましたが山の上の尾道を見下ろす岩の上、転がる階段、タイル小路、深町君の家、長江小学校、千光寺、西願寺、艮寅神社は茶房こもんの真ん前ですよね何度も撮影場所にもなった茶房こもんは毎年何度か訪れます、お気に入りの店です、大林監督の作品の中で使われている音楽が良い作品が多いと思います、尾道では無いですけど転校生の二作目のロケ地も行ってみたい気がします、おじいさんになる前に、又久しぶりに景色が変わってしまわ無いうちにロケ地巡りしたいものです、こんなおじさんが言うと変なやつと思う人が多いと思いますけどね、はじめて映画館で転校生を見てからほとんどDVDですけど大林作品は見ているつもりです、特にに好きなのは尾道三部作、彼のオートバイ彼女の島、ふたりですかね、尾道の方変なおじさんですけどこれからもちょこちょこお邪魔するので宜しくお願いします。
返信削除
返信削除竹内力さんの映画初主演『彼のオートバイ、彼女の島』。。すみません、すっかり遠い思い出の断片に埋もれておりました。
原田 貴和子さんは妹さんの人気に便乗して芸能界デビューした人だったなと、
いいとも!の テレフォンショッキングで韓国式あかすりに当時はまってる人だった印象で記憶が途切れているので
ウィキペディアを見てみました。
妹さんのデビューが1983年『時をかける少女』というジュブナイル映画なのにたいし、
お姉さんのスクリーンデビューが1986年『アフガニスタン地獄の日々』だった衝撃の事実。
大林さんの映画はロケ地巡礼が楽しいですよね。
原田知世二作目の1984年『愛情物語』は
"角川春樹は原田知世の映画を大林宣彦に「大林さんで、最低2、3本続けて撮ってください」と言っていたが、
『時をかける少女』の尾道での撮影を見学した角川が、
カメラの前で大林にすべてを委ねる知世に嫉妬し、「自分の方を向かせたい」と2本目の知世の映画は「僕が自分で演出したい」と角川が監督をした"
そうですが、私はあんまり映画の記憶がなく、ましてや聖地巡礼とか聞いたことありません。
三作目の1984年『天国に一番近い島』ニューカレドニアのウベア島行ってみたいなー
大林監督の作品では1988年『異人たちとの夏』も好きです。