財団法人大谷美術館が管理を行っているこの洋館も 旧岩崎邸庭園と同じジョサイア・コンドルの設計です。
ジョサイア・コンドルの集大成的作品として研究価値の高い建物だそうです。
ですが、私が参加した第一回の見学会は空きが9名しかなく、晴れていたら間違いなく定員をわっていたと学芸員の方が言っていたので良かったと考えます。
チェコセンター入口です。
以下は、『チェコアーティスティック人情』紹介で書籍「チェコの映画ポスター」の抜粋されていたところの抜粋(コピペ)です。
『社会主義体制時代のチェコでは、商品の宣伝広告を目的とした商業ポスターは存在しませんでした。よって映画、演劇、音楽のための文化的なテーマを扱ったポスターが主流になり、音楽や映画といった文化的土壌の豊かな国チェコでは、ポスターという分野の環境を育て、世界の中でも独自の地位を築いてきたのです。1950年代末、買い上げられた海外の映画にはそれぞれチェコ国内用に独自のポスターが製作されました。海外のプロダクションは、当時まだチェコスロヴァキア国内での映画配給に対する宣伝方法について著作権を行使していなかったのです。1950年代から1970年代にかけて、チェコの映画ポスターは黄金期を迎えます。チェコの映画ポスターは、私たちが日常見慣れている映画ポスターとはやや趣が違います。登場人物のポートレート、映画の1シーンを取り出したスチール写真に、タイトルなどの文字を配した定型的な表現ではなく、監督名とどこの国の映画かなどの必要最低限の情報が掲示されているだけで、あくまでも内容をイメージ化したビジュアル表現が主体になっているのです。作家は、映画を解釈し、映像言語を新たな視覚メッセージ、視覚表現として掲示することによって、映画の特徴や雰囲気を伝えようとしました。そういった絵画的な表現によるアートポスターの形式こそが、チェコのポスターの際立った特徴といえるのでしょう。作家にとってポスター製作は、自己の表現を競う格好の場になり、それぞれがコラージュやモンタージュといった独自の技法を用いて、独特の表現世界を作り出していったのです。1989年社会主義体制が崩壊したのを機に国情も変わり、現在は残念ながらかつてのような映画ポスターはほとんど無くなってしましました。』
だそうで、この国ならではの、この時代、独特の表現方法が確立されていたことがこの展示を見ると合点がいきます。