2010年10月27日水曜日

ブログ四年目に入りました

2007年の10月から始めたので、丸三年向かえてました。
誰がためにと続けているブログではありませんが、昔の知り合いなどが自分の近況をこれで確認したりしているので何となく継続しています。
飽き性なので、今まで自分が一番長続きした記録の小学校(6年間)をこのブログが追い抜く日を目指して、こんな感じでやっていくのだと思います。

この1、2年どこかに出かけた事しか載せてないので、四年目の節目じゃないですが、たまには違うことを書くのですが、
リアルで自分の事を知っている昔の知り合い、とくに3年ほど前仕事で知り合った伊集院さんの元カワイコちゃんマネージャー 下尾苑佳と同期だった彼に向けて書くので、自分を知らない人には本当にどうでもよいことなので、読んで残念な思いをする前にお戻りください。


昔は相当テレビを観まくっていたのですが、この十年あまり地上波ではアド街位しか観なくなったので、今年トリックが復活していたのを知りませんでした。29歳さんに教えていただいたのでテレ朝動画でネット配信されていたので視聴しました。
やっぱり私にとってドラマは観ていて胃の痛くならない明るいコメディが一番好いと再確認しました。


『警部補 矢部謙三』の中で、庶務課桂美晴役の貫地谷しほりという役者さんをまったく存じ上げていなかったので何者なのかを検索してみたら、TBSチャンネルで彼女の主演した『あんどーなつ 』がちょうど再放送していたので観てみたら面白くて、沸々と自分のドラマ熱が十数年振りに復活しました。




『アンドーナツ』が終わった後に小泉今日子の『メロディ』というドラマが始まりました。そんなドラマ在ったことすら知らなかったのですが、中三の時に好きだった『キツイ奴ら』と同じキャストが多く出演していたので観てみました。


このドラマも1997年なのでもう大分前のドラマですが、一話の最後で小泉今日子の泣くシーンで鼻水がダラァ~とたれていて吃驚しました。思えばこれ位の時期から小泉神話の崩壊が始まっていたのだと思います。
そのあと「ホームワーク」とか始まりましたがこれはパスしました。




「ホームワーク」の後に始まった 『ジョシデカ!-女子刑事-』を観ました。先の読めない展開で面白かったのですが、スカパーの番組予約を誤ってしまい最終回だけ見逃してしまいました。片平なぎさが本当に連続殺人の犯人なのか?と、絶対最終話大どんでん返しのオチにしているハズなので凄い気になってます。
で今は『恋空』が始まったのですが、主演が若すぎるのでパスします。

先週の土日に連続で『恋がしたい恋がしたい恋がしたい』が放送されたので、試しに落としておいたのですが、基本悲しくないドラマならアルコールの力もあってですが、大抵観れば見入ってしまうので、今7話まで見終わりましたが、菅野美穂が勝手に部屋に入って掃除したり車洗車したりと有り得ない行動で、近年まれに見る、パラノイアヒロインで吃驚しました。




映画ですが、日本映画専門チャンネルで『かもめ食堂』が放送されたので観てみました。ゆったりしていて好きな映画になりました。





『めがね』も観ました。好かったです。



 

27日から『JIN -仁-』が、28日から『ブラタモリ』の再放送が始まるので楽しみです。
また来月、TBSチャンネルで『ケイゾク』が始まるので、観てみようと思っています。

こっちに帰ってこなかったってことはまた業界に戻られたんですか?
大変かと思いますが、お互いがんばりましょうね。
あんなにドラマ話で盛り上がったこと、あれから一度も無いのでいつかまたしてみたいです。

2010年10月26日火曜日

旧前田侯爵邸

名古屋旅行に行く前の7月19日、海の日の祝日に目黒区立駒場公園内にある旧前田侯爵邸に行って愉しんで来たときの徒然記を上げます。
なのでオリンパス・ペンE-P1で撮った写真ではなくサイバーショットです。

今まで私が見てきた中で一番重圧で重厚なファサードです。
地上3階、地下1階の鉄筋コンクリート造りのイギリス後期ゴシック様式を簡略化したチューダー様式の洋館です。
昭和4年から5年にかけて欧州建築の粋をあつめて建築され、当時東洋一の邸宅と称せられました。

やっぱりここも、和洋館並列型住宅です。
両館がともにほぼ完全な創建時の状態で残っている例としては、都内唯一なのだそうです。

『 エントランスホール』
旧有力大名家の威信が伝わってきます。

赤い絨毯が魅力的なうねり具合で空にのび、手摺には唐草の彫刻が全面に施された豪華絢爛な、とても艶めかしい大階段は私の大変なものを盗んでいきました。




シャンデリアやブラケットは当時のまま残されていて、それぞれの部屋で異なるデザインの照明が飾られていて愉しいです。


『 旧大食堂』

『旧サロン』

『旧婦人室』
今まで私の観てきた洋館のほとんどがケストハウスとしての要素が大きく、そこで暮らす家族は普段プライベートでは隣りの和館や館内の和室で過ごしていましたが、前田邸は逆で家族が洋館で暮らし、隣り合う和館の方が迎賓館としてセレモニーなどに使用されていそうです。

『旧三女居室』


広大な芝生の庭を望む旧応接室

『 旧応接室』

洋館の裏にある和館の向かいには日本近代文学館があります。
昭和42年から平成14年3月の間、旧前田邸洋館も近代文学博物館として近代文学に足跡を残した東京出身または東京ゆかりの作家の人の初版本とか原稿等を展示していました。

南側からの外観です。
土・日・祝祭日のみ開館(午前9時から午後4時30分)。 入館料が無料なのが嬉しいところなのですが、唯一残念に感じたのが、置かれている家具がほとんど無くて、あっても貧相で建物に全然そぐわっておらず、もしその部分が補えていたら設備費として500円位なら全然入館料支払っても惜しくないです。

2010年10月20日水曜日

名古屋旅行(最終章)名古屋市科学館:プラネタリウム


名古屋市科学館の新館に世界最大のプラネタリウム(直径35m)を製作していました。

2010年9月1日から2011年春まで、新館開館準備のため休館 してしまうのですが、今回たまたまその前に訪れることが出来ました。


手前が1962年に開館した旧プラネタリウムです。
この写真では分かりづらいですが、おくの新しいプラネタリウムは実際に見ると圧倒されるほどデカイです。
世界最大としてギネスブックに登録されている愛媛県総合科学博物館のプラネタリウム(直径30m)よりも直径が5m大きいです。



今年の上映スケジュールは
1月 「オリオン座物語」
2月 「宇宙は真空?」
3月 「南十字がみたい」
4月 「天動説のロマン」
5月 「宇宙カレンダー」
6月 「太陽と巨石文化」
でした。
そして7・8月の最終プログラム
天文館フィナーレ「プラネタリウムのすべて」 
を今回観る事が出来ました。


こんなにプラネタリウムで並ぶ人を見たの初めてです。すごい人気です。


あと一ヶ月で無くなってしまうという時に訪れることが出来てとてもよかったです。

世界初の近代的プラネタリウム「ツァイス1型」を製造したカール・ツァイス社のプラネタリウムです。


1962年の開館時、当時カール・ツァイスの最新型であった「カール・ツァイス4型」です。
投影を終了した2010年8月末までの48年間もの間、現役で活躍し続けるなんて驚きです。

メンテナンスとか大変な気がします。




3月完成予定の新館で使用されるプラネタリウムは同じ会社の「ユニバーサリウム9型」だそうです。

一体どんな形しているのでしょうか?このメカリカルな、これぞプラネタリウムって感じでは

無くなってしまうのでしょね、

なんか寂しいです。



大きくて機能的には古く、操作が難しかったと思います。説明書とかドイツ語だったりして苦労なさったんじゃないかなと勝手な推測でねぎらいの労を向けます。






白川公園内の科学館のすぐ隣にある「 名古屋市美術館」
設計は六本木の国立新美術館 と同じ黒川紀章です。


ガラス壁面のフラクタル曲線が同じです。


『コメダ珈琲本町店』
「シロノワール」というパンケーキの上に、どっさりとソフトクリームがのった有名スイーツがあるそうなのですが、美味しそうなので食べるのはあえて止めておきました。
つくづく思うのですが、旅行先でものすごく美味しいものを食べてしまったら、また来なければ食べられないと考えると結構本気で怖いからです。帰ってからも後でネットで購入して食べられないようなものには手を出しません。


なので東京でも食べられる「名古屋めし」をあえて選びます。
コメダ珈琲本町店の道路を挟んで向かいにある「麺処一八」を選びました。
どうググってもこのお店が出ないほどある意味穴場のお店をセレクトしていました。


何ゆえに名古屋はきしめんなのでしょか?
色々諸説あるみたいですが、名古屋人はケチだから麺を薄くすることで、湯で時間を短くしてガス代を節約しているなんて案もあるそうです。

そう言えば、むかし魔夜峰央の漫画「パタリロ」で書いてあったのですが、
「大阪と東京と名古屋の人が一緒に食事をしたら、お勘定の際、大阪人は割り勘にしたらいくらになるか考えて、東京の人は三人分を払うといくらになるのかを考えるのに対し、名古屋の人はおごってもらったお礼をなんて言おうか考える。」
という話を思い出しました。



旧加藤商会ビル  建築昭和6年
広小路通りの納屋橋を渡った角に心ひかれるレトロスペクティブな建物がありました。
タイ米を輸入する貿易商の本社ビルで、シャム国(現在のタイ)の領事館が置かれたこともあったそうです。現在は地階はギャラリー、1階はタイレストランになっています。


モード学園スパイラルタワーズ

これで一泊二日の名古屋旅行記は終わりにします。最後に借りたレンタカーの走行距離とガソリン代を乗せてみました。今回のマーチも低燃費だとは思いますが、前回の軽井沢で借りたアルフォンス(スズキ軽自動車)には流石に及んでいません。

2010年10月18日月曜日

名古屋旅行(9) 文化のみち

名古屋城から徳川園にかけての一帯を、歴史的遺産の宝庫として「文化のみち」と名付けられていて、大正時代には、この地区は企業家たちの屋敷町と変わって洋館が点在されているとの事で行きました。

文化のみち二葉館(旧川上貞奴邸)


日本の女優第一号として名をはせた川上貞奴と電力王と言われた福沢桃介が共に暮らした家です。








二階につづく螺旋状の階段、まるで誘われているかの如く魅力的なフォルムで艶かし過ぎて思わず階段に欲情を覚えてしまうほどウットリ.:*♪してしまいます。

サロンとして社交の場でもあった1階の大広間












文化のみちの様々な紹介を見ることができるパソコンのディスプレイもウッディ調で調和を乱さぬ拘りがニクイです。










入館用スロープや自動ドア、エレベーターが設置され、移築復元の再、バリアフリー化されています。





電力王と呼ばれた桃介さんは当時最先端の技術でこの屋敷を作りました。庭はサーチライトで照らし、停電時ための自家発電装置も備えた光の館に政財界の客人を招き、電気の凄さを見せつけ電力事業を推し進めたそうです。

大広間の観音扉のステンドグラス「初夏」

1階展示室 旧食堂のステンドグラス 「アルプス」

文化のみち橦木館(しゅもくかん)

大正末期から昭和初期にかけて建てられた、陶磁器商として活躍した井元為三郎の旧邸宅です。



一階の応接室が平成21年7月からリニューアルされてレストラン「カフェ・ラ・リーシュ」になりました。










橦木町(しゅもく)の名前の由来が正しくは撞木町(手偏)であるのに、戦後役所の人が間違えて橦木(木偏)を使ってしまったためだそうです。人なので間違いはあるのは仕方ないとは思いますが、現在でもそのまま修正されていないのは一度付けてしまった名前は役所側のミスでも簡単には変えられないと言う事でしょうか。





台所に ガス釜戸がありました。

舶来製の冷蔵庫「ゼネラル・エレクトリック」、風格があります。












旧豊田佐助邸
トヨタ自動車の源流、豊田自動織機設立者、源流豊田佐吉の実弟の 豊田佐助 の自宅。

白いタイル造りの洋館と棟続きの日本家屋からできています。洋間は洋館1階部分のみでした。




















しかし私が今まで見てきた明治、大正時代に作られた日本の洋館はすべて和洋折衷で、隣に別館で和館があったり外観では分からなくても室内に和室が必ずあったりするので日本固有の文化である畳という物を否が応にも考えさせられます。