2013年1月29日火曜日

大阪旅行⑦ 空中庭園

次は新梅田シティ行きました。

地上40階建の梅田スカイビルとウェスティンホテルの2棟の大きなビルが屋上でつながっていて、


そこが空中庭園になっているとのことでオラわくわくしながら向かいました。




35階から39階まではガラス張りの

シースルーエスカレーター(本当にそういう名称)で上がります。


ここは

なんでも

大阪有数のビュースポット

なのだそうです。





















あっ!

















しまったーーーーーーーーーーーーーー!



こんなところ

普通に考えたら


“奴ら”の魔の手に落ちてるに決まってるじゃないですか



そんなところ一人で

のこのこ

敵の本部乗り込んでしまいました。


悪の要塞は三フロアー構造で

私に精神攻撃を仕掛けてくるつもりです。


展望フロアーに理解できない代物がありました。



ここなんですけど、


椅子が光って

真ん中の円に

光の線たちが

舞い踊ってるのです。



ちっとも綺麗とか思わないようにしました。


惑わされて、三つある椅子のうち
二つこのように埋まってて

残された最後の椅子に

一人で座るとか、



どんな苦行ですかと


べつに大阪まで悟りを開きに来たのじゃないので

なにか意識を別に逃避できるなにかを探しました。









「たいぞう展<両手>」が開催中でした。


今いくよくるよさんからお花が届いてました。


画家のたいぞうさんはお笑い芸人でもあり、

紳助・竜介のボケ担当、島田紳助さんからの

アドバイスで個展を開き、画家として人気を得たのだそうです。

たいぞうさんは個展開くの

これで11回目だそうです。


シースルーエレベーター(本当にそういう名称)

一番上に上がります。


そこはルミ・スカイ・ウォーク

オープンスペースになってます。



地上173mの空中散歩です。






40階建ての高層ビルが連結するというのは



もともとこの空中庭園を生み出すために設計されたからだそうです。


こちらはスカイビルの南側からの眺めで、

大阪駅や梅田の中心部あたりです。


なにか一箇所、

飛び出してるスペースありました。

ルミ・デッキなる恋人たち専用スペースだそうです。

周囲の手摺は誓いのフェンスと呼ばれ、張り巡らされたワイヤーにHeart Lock(誓いの鍵)を取り付けてそれぞれの思いを託すそうです。


同士がいました。

なーんにも寂しくなんか

ひとつもありませーん。


空中庭園はこのとおりドーナツ状になっています。



ショップスカイ39にあるプリクラは展望台からの

景色やスカイビルをバックにしたフレームが選べるそうです。

ちょっと

色々と疲れたので

カフェ・スカイ40でビール買って

ここで休むことにしました。

大阪リバー・ビューを眺めながら一杯。


この時考えてたのは

2週間前に行った

新潟の大地の芸術祭が、面白かったけど

炎天下の中、とにかくたくさんの作品みなくちゃと
走り回ったので、帰りの新幹線の中、

満足げな微笑みうかべながらですが、
灰のように真っ白に燃え尽きましたので



次の日の仕事に支障きたした経験を踏まえて



この旅は、できるだけ


のんびりゆったりまったりなと

急がず焦らず 参ろうかと

おじゃる丸校風で行きたいなぁーとは

考えてはいましたが、

この場所は


「日本の夜景100選」や「日本の夕陽百選」にも選出されている場所なので


暗くなる前にこの場を去らなければ

ぞくぞくとエネミーがわいてくるので


早々にこの魔空空間(ギャバン)から離脱しました。

ただ、

忘れてならないのが

ここ、

梅田スカイビルの空中庭園には、
毎週末にゆるキャラが登場します。


その名も「そらら」ちゃんなのですが、

大阪生まれだけに


店員さんと即席ショートコントしていたり、



来場者のハートしっかりキャッチつかんで離しません。


虹色ヘアで手がハートの「そらら」ちゃんは、同展望台13周年となった2006年6月10日に誕生。
性別は女の子、身長は同展望台の高さ173mにちなみ173cm、

趣味は夜景鑑賞とタワー巡り、特技は天気予報、好きな曲は「六甲おろし」、

あこがれは大阪のおばちゃん、夢は吉本新喜劇に出ることなのだそうです。




さあさあ暗くなる前にと飛行石つかって地上に降り立つと

「新梅田シティ滝見小路(たきみこうじ)

なる場所がありまして

よくあるデバ地下的なものかと思い

なにげなしにのぞいて見たのですが、


地上が近未来的なイメージに対して

その地下の世界には

昭和初期の時代を模した街並みを再現されていました。

ビクターステレオ純 白カラーと書かれた台の上に

ビクターのニッパーがご主人の声に耳を傾けてます。


しかし純 白カラーってまた時代を感じる言葉、

ダッシュ勝平以来です。

石畳の露路です

なにわのオールウェイズが広がってます。

ここを歩いていると忘れかけていたなにかを思い出すような

なぜか時がこの空間では、

おそーく流れているんじゃないかなって


ちょっと不思議な気持ちにさせます。

近代的自動高速写真機もありました。

けしてセピア色に現像されるのではなく美肌仕上げだそうです。

これほど私が憧れる世界を再現しているなんて、空間の大きさで行ったら

横浜のラーメン博物館の次に

私が行った場所では2番目です。

敷地面積の規模で言えば、お台場にある「台場一丁目商店街」が大きいですが、

時代が30年代から80年代のものがごちゃごちゃしていて

統一感がなくて美しくないです。



ポップチューントーキョー進出して失敗したし・・。

タバコ屋さんの中に電話機が二台あるのですが、

交換手さんに繋ぐことなく

実際に使えます。


戦前の両切りの煙草缶「cherry」ありました。

なんでも「3,11」の地震で、いくつかのタバコがもう作れないから廃盤になったそうです。

そのなかにチェリーもあってもう売ってないとのこと。

私は吸わないので関係ないのですが、

でもなんかとても物悲しくなりました。


床屋さんもありました。

本当に営業しています。

ダイハツ・ミゼット

「MP5型」で昭和32年頃のものです。酒屋さんで、使われていたもののようです。

新梅田シティ内郵便局

丸型ポストのある風景が好きです。



日も暮れたので、今晩泊まるホテルがある本町に

地下鉄で向かいました。

実は、最初私ずっとこの旅行中ずっと“ほんちょう”と言ってました。

大阪でもオクトーバーフェスト開催していました。

今晩の宿

ホテルルートイン大阪本町です。



なにより、こういうホテルの存在の素晴らしさは

一人で泊まるのが前提で、

カップル客などのほうが異端であるという

ほかのどんな五つ星でも実現できない

ルートインホテルの粋なおもてなしです。



あつあつのほっかほか味は浪花の本格派!!

華やかなディナーまで完備です。

お風呂入って

ビール飲んで

1000円で借りたノートパソコン駆使して

次の日どこ行くか決めてから

寝床に着きました。