ロマンチック街道

夏の妖精さんからコメントでドイツ・ロマンチック街道についての

ありがたい言及をいただきました。

私はヨーロッパのお城につよい幻想憧れがあって

「いつの日か欧州連合すべてのお城制覇しちゃうぞ♥」

なんて妄想する多感な３８歳なのですが、

実はほとんど「ロマンチック街道（Romantische Straße / Romantic Road）」

の事知らなかったので、夏の妖精さんがすでに小学生時代に

考察を済ませている事を

私は四十前にしてようやく勘考したいと思います。

「　ドイツロマンチックロード　」とは

ドイツ最南部にあるバイエルン州西端部を南北に貫く観光街道。

ドイツ南部のビュルツブルクから南へ，

アウクスブルクを通ってオーストリア国境間際，

ノイシュワンシュタイン城のちかくのフュッセンに至る366kmの街道ルートの呼称。

日本語でのロマンティックの意味

「抒情的 ・ 可愛い ・ 情緒的 ・ 甘美 ・ うっとり ・ 情緒 ・ 美しい ・ 典雅 ・ 甘い・」

とは違い「ローマへの巡礼の道」という意味で、

「全ての道はローマに通ず」のとおり、

元々は2000年前にローマを中心として作られた軍用道路だったそうで、

それが第二次大戦後、観光地として開発するために、この名でコースが設定されました。

街道といっても、1本の道があるというのではなく

ほぼ直線状に連なったドイツの観光名所を地図の上でつなげ、

続けて観光するための順路で、

鉄道での移動はあまり便利ではないそうです。

ドイツにはほかにも古城街道やメルヘン街道、アルペン街道など

150以上のこうした観光コースが指定されている中で

一番有名なハイライトが「ロマンチック街道」という事が分かりました。

調べていて最初に疑問に思った

ロマンチック街道の標識に

なにゆえ日本語表記が使われているのか？でした。

普通ならドイツ語表記の次は英語とかフランス語なんじゃないですかと 

そうとう不思議だったので調べました。

命名者は日本人のドイツ観光局長さんでした。

それまで歴史上の名称に過ぎなかったローマ時代の街道に「ロマンチック街道」と名づけ

高度経済時代に若い女性向け旅行情報雑誌などで紹介された事が所以なんですって。

明治時代からの日独交流があったともあるので

日本とドイツは昔から深い繋がりがあるのですね。

シュタインガーデン[Steingaden]にあるヴィース教会

牧場の中にぽつんとたたずむ

しらかべのチャーチ、

なんてロケーションすばらしい教会なのでしょう。

そして外観からは想像もつかない華やか且つ壮麗なロココ芸術

大理石の彫刻や天井のフレスコ画の壮麗さに圧倒です。

ユネスコの世界遺産に登録されています。

ノイシュヴァンシュタイン城

１９世紀末の建築なので古城と呼ぶにはまだ新しいです。

白亜の城、白鳥のお城とも呼ばれています。

ノイシュバンシュタイン城からマリエン橋を眺めた構図です。

ハイデルベルク 聖霊教会

ハイデルベルグ城

フリードリヒ館

ブルクカッツ城（猫城）

現在このお城、所有者は日本人の方です。

たまに鯉のぼりあがってるそうです。

ローレライ

ゾーネック城

リンダーホーフ城

ハイデルベルク城は廃墟です

グリュックスブルク城

シュターレック城

マリエンベルク要塞

ロマンチック街道の北の起点、ヴュルツブルグ[Wurzburg]に ある大司教の宮殿

「ドイツの中で最も美しいといわれる宮殿」

レジデンスと言われる司教の館は世界遺産にも指定されています。

毎年６月に「モーツァルト音楽祭」が開かれるそうです。

マルクト広場

カール・ テオドール橋

ヴァイケルスハイム城

ホーエン・シュヴァーンガウ城

お城からの眺め

ドイツお城多すぎ！！

しかしこれも「ロマンティッシェ・シュトラーセ」沿いだけに点在するモノしか上げてないのですよね・・・

いったいドイツ全土でお城ってどれだけ存在するのでしょか？

というかドイツだけでもこんだけなのにヨーロッパ全域なんて・・

最後のお城はいったいレベルいくつになったら到達できるのでしょう。

とりあえず今宵は

これにて

グーテ　ナハトします。