2012年11月15日木曜日

鎌倉文学館フェスティバル2012

先週の月曜に

夏の妖精さんにおしえてもらった、

鎌倉文学館に

行ってきました。



Welcome to Kamakura
ようこそ鎌倉へ。

JR 鎌倉駅で目に付いた看板の腐食さの洗礼を受け戸惑いました。






通過はしましたが、降りるのは今回が初めてです。

ホームのキオスクで売っている

大仏飴200円はさすがのぼりすぎです。

江ノ電に乗り継ぎます。

スイカ、パスモなどのICカードも使えすんなりです。

旅うららガイドMAPなるものが無料でおいてあったので一枚いただきました。

自炊することなく電子Bookでも読めるみたいです。

江ノ電グッズショップがありました。

カールおじさんの看板をよく見かけました。

江ノ電乗るの初です。

で、このカエルなんなんでしょう?

噂には聞いていましたが、

民家すれすれあいだを縫うように走ります。

左の家、階段は


事故などおきないのでしょうか?

鎌倉文学館最寄の由比ヶ浜駅でおります。

駅降りて右に7分ほど行くと鎌倉文学館で

左に向かうと徒歩8分くらいで由比ヶ浜海岸に着くそうです。

文学館は、加賀百万石の藩主、旧前田侯 爵家の鎌倉別邸という建物だそうです。


洋館につづくゆるやかな坂のアプローチがまたなんともよいです。

なんかこちらの方が洋館までの正面からの入り口っぽいです。

この先に文学館が・・・。

ちょっと迂回する車も通れる道を進むと関所があり

一般400円/小中学生200円のお布施で入場です。


招鶴洞を潜り、鎌倉文学館に向かいます。

 招鶴洞は、源頼朝が鶴を放ったという故事から名付けられたそうです。

洞窟をぬけさらに進むと





あらわれました

そしてこの瞬間さとりました



私が洋館が好きな理由のひとつに

入り込んだ瞬間

とたんに



「はいからさんが通る」



あの時代に




タイムトラベル迷い込めちゃうからだと



旧前田侯爵家の別邸を鎌倉市が寄贈を受け、

昭和60年(1985)以来、文学館として活用しているそうです。

国の登録有形文化財にもなっています。

鎌倉文学館では、10/20~11/25まで、バラフェスティバルが開催されています。



まず最初に出迎えたのは

この館のシンボルローズであるその名も「鎌倉」

珍しいトゲの無いバラです。



去年はもう、「綺麗な薔薇には棘がある」のことわざの意味を




身をもって痛恨の一撃くらい思い知らされました。



188種類のバラがあるそうです。





バラと洋館、


実に卑怯な


組み合わせです。



アメリカン・プライド

Warriner作 アメリカ産

ハイブリッド・ティー(HT)。

荒城の月 

寺西菊雄作 1975年 日本産

つるバラ。




羽衣

京成バラ園芸 1970年 日本製

「ミスターローズ」と称された故鈴木省三さんの研究室で生まれたそうです。




ラブ

Warriner作 1980年 アメリカ産

1980年AARS(ローズセレクション)大賞受賞花


フォーユー

1955年 日本安田



ブラック スワン

浅見均作 1988年 日本産

ビロード状の黒紅色

ローラ

1981年 フランス産

1981年のJRC金賞受賞作

シャルルドゴール

1974年 フランス産

私のはじめての海外で

言い知れえぬ辱めを受けさせられた憎っくき空港と同じ名前


ジュビレ デュ プリンス ドゥ モナコ

Mrs.Meilland作 2000年 フランス産

「プリンセス」ではなく「プリンス」が粋です。

世界各国のバラが

その美しさを競い合ってます。

このバラは三島由紀夫の小説「春の雪」にちなんで命名されたそうで、

三島由紀夫は「春の雪」を書くに当たり鎌倉文学館の全身の前田家の

別荘を何度か取材して、小説の中の別荘の情景に反映したそうです。



このバラは薄いピンクで咲きだし、白に変わって散りだすそうで、

このところが春の淡い雪を連想させるそうです。

バラと文学館の間には、広々とした芝生があり、


レジャーシートしいてお弁当なんてよいのでしょね。



ただ、トンビに注意!だそうです。






ファサードの屋根が瓦です。

小高い丘の入り組んだところに建っている洋館なので

メインの入り口が建物2階にあります。

秋の文学スタンプラリー開催中でした。

残念ながら館内は撮影禁止でした。

あと築何十年とかの木造建築の三階は

安全面とかで一般の見学者は入れない法律があるみたいで

非公開だったのがさらに残念です。



中の展示は文学愛する人にはたまらないものだと思います。

自動販売機のある休息室からテラスにでられます。

周りは、森に囲まれて、建物南大きく開けて海が見えて、最高の立地条件です。




むこうは貴族の客人をもてなす場所で普段暮らしには向かなくて

こちらの館は、静かに家族や近しい友人たちとゆったり休むための家なのと思いました。

裏側かってぐちの前田邸です。

その向かいに鎌倉文学館収蔵庫があります。

家に書庫があるなんて小沢健二の実家みたいで惹かれます。


鎌倉に纏わる文人たちの俳句が庭にある電灯に書かれていました。

まゝ事の飯もおさいも土筆かな 星野立子




鎌倉を生きて出でけん初鰹 松尾芭蕉

大海の 磯もとどろに よする波 われてくだけて さけて散るかも 源 実朝


そとに人力車止まってました。


せっかくなんで由比ヶ浜海岸に行ってみました。

今は、もう秋、

だれも~

いない海~






トワ・エ・モワの方ではなく、

岡崎友紀のが好きです。



川と海が交差する場所ありました。





とびこえられるかしら?

せ~の

とうっ!

戻れなくなっちゃた。
















タンコロと呼ばれた江ノ電が海岸近くの公園にありました。


三菱製なんですね。

最後に鎌倉に来たのだから大仏みておこうと


今度はモダンな車両ENOSHIMA ELECTRIC RAILWAY

に乗って長谷駅でおりました。

高徳院まで歩いて10分ほどです。


どこの観光地にもある真実の口。

生しらす丼が鎌倉名物みたいですね。


オバマ大統領が幼少の頃に食べたとされる

“オバマッ茶ソフト”

今回の再選で売り上げよくなるのでしょうね。

大仏ご対面です。

どーん



大仏様の中に入れました。 

ちなみに入場料は20円です。


高徳院の門前のおみやげやさんを見ると


ご当地ガチャピンに出会いました。

帰りは高徳院前からでているバスで鎌倉駅に帰ります。


駅に着く頃にはすっかり日が暮れました。

では、

今週のひとりモヤさま〜鎌倉編〜

これにて終了です。




2 件のコメント:

  1. 洋館、素敵ですね~。
    バラがよく似合う♪
    ピンクのグラデーションがかったバラ、可愛いですね。
    鎌倉は何度か訪れたことはあるのですが、
    いつも大仏様がメインで、洋館があるなんて
    知りませんでした・・。
    周りに電柱なども無いんですね。
    本当にタイムスリップしたような雰囲気です。

    鎌倉の大仏様を見るとテンションがあがってしまって
    沢山の写真を撮るのですが、
    お顔のアップがこれほど迫力があるとは・・
    今度、訪れた際には私もお顔のアップに挑戦してみます!


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  2. そういえば電柱がありませんね。

    景観を損ねないために電線を地下にうめているのでしょうか?

    庭園灯に鎌倉ゆかりの詩人の俳句が書かれていたり、

    丁寧な庭の手入れなど見ると

    地域住民から愛されて大切にされているんだなという事が実感できます。

    まだ、そんなに経験巡ったわけではないのであれですが、

    私が見た経験では、

    秋より春の方がバラの庭園咲き乱れている

    傾向にあると思いました。

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