2013年7月22日月曜日

広島旅行⑩ ヤマトギャラリー零(ZERO)

大和ミュージアムでもらった観光地図に

松本零士先生の「宇宙戦艦ヤマト」のギャラリーが

呉市の中心部にあると載ってたので向かいました。







私は大の方向音痴なので



道行く過程で


中学生の男女に地図を見せて

この場所にはどういったらよいのですかと



たずねました。


私が、


「ほら、ここはあの松本零士のー」


と付け加えると








「えっ・・知りません」




えーー!松本零士知らないの?


驚きました、

呉といえば、ヤマトが名物なんじゃないですかと

そのおひざもとの中学生に先生認知されていないとは・・。



私は少し動揺しながらも、とりあえずこの地図でいうと今どこらへんで、

ここあたりにはどうやって行けばよいのか尋ねると

二人は親切に説明してくれました。












道行く途中、



「海軍さんの珈琲」


に目がとまりました。


「横須賀や、佐世保、舞鶴などでも「海軍カレー」などが売ってますが、

   「海軍さん」と「さん」付けしているのは






れんがどおりというアーケード内に

入ります。




商店街のアーケードに松本零士作品イラストのタペストリーが。



ヤマトギャラリー零に到着。



大和ミュージアム三階にあった松本零次特設ルームから
こちらに移転されてきました。


NPO法人「くれ街復活ビジョン」という団体が

大和ミュージアムの姉妹館として

開設したものだそうです。


入場料は¥300‐でした


4階建てのギャラリーには、松本さんの作品のパネル


宇宙戦艦ヤマトの模型や


創作の原点となった幼少期に読んだSF小説や科学の本などを展示していました。



アルカディア号の隣の本は昭和25年発行の

「大宇宙の旅」

松本少年を天文学、宇宙物理の世界へ導いた物語形式の天文学入門書



「星よきえないで」など、

まだペンネームが松本あきらの時代の作品がありました。


三葉虫化石と古代魚化石

松本さんは、最新科学の初見を得ながら

原始地球を夢想する標本を収集なさってます。




シアタールームでは松本零次の生い立ちなどを紹介したムービーと




「はやぶさ」の話二本が繰り返し上映されてました。







アナライザーの実物大


最上階には松本零士作品が読み放題のカフェ






4F 多目的ルームで


平成23年3月12日から8月31日(予定)まで 


「はやぶさ」 “60億キロの旅”展 を開催してました。




そもそも小惑星探査機『はやぶさ』の名前の由来が

先の大戦の陸軍戦闘機「隼」からきているそうで、


その設計者である糸川教授から

小惑星に「イトカワ」という名がついたのだそうです。





松本零士の父は陸軍航空隊のパイロットでした。





練馬タワー構想(原画)

東京スカイツリーの建設地として選ばれなかった練馬区が、

「としまえん」内に建設を予定していた、松本先生がデザインした

「東京ワールドタワー」の原案ありました


しかし残念ながら計画は頓挫したそうです。



一階エントランスには等身大の森雪がいました。



しかし、

宇宙戦艦ヤマトのストーリーが今考えると相当鬼畜なのが、


総乗組員数は114名なのに対し


女性乗組員は森雪ひとりだけという



しかもすでに古代進の恋人だという



一年間という長い旅路で


ほかの男たちはどんな思いだったのでしょうか?




松本零士先生。



今年9月のキャプテンハーロック劇場公開などの話題性で



地元の中学生にも


その名が広く伝わるとよいですね。



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