2014年11月5日水曜日

次の目標はスミソニアン博物館にエノラ・ゲイ見にいこう

一ヶ月ヨーロッパ旅行記

なんか書けません。




ドイツでは念願のカールツァイス巡り

できました。

私にとって

プラネタリウム巡りが

楽しいと思う人種には

至極の瞬間

とってもありがたい

幸せ









「ニコ生岡田斗司夫ゼミ11月号」

で岡田さんが休暇でアメリカ旅行をしたときに

スミソニアンの別館を見落としていたことを

非常に後悔し

如何に残念かを語った経緯が

非常に心惹かれました。


過去に


一度スミソニアンには行ったところだから

ついつい油断して見逃してしまったそうなのですが、

その別館の方には


エノラゲイとは

広島に原爆を落とした飛行機、

エノラ・ゲイ(Enola Gay)が展示されていて

もの凄い見たかったと嘆いていました。

なんでも15年前ぐらいに

ワシントンのホワイトハウスの近くにある

スミソニアン博物館本館におかれる予定で、

ちゃんとそれまでモスボール保存で大切に保管されていて、

我々を平和に導いてくれた平和の象徴としての飛行機として

スミソニアンに入れようと

エノラゲイのパイロットや原爆を落とすと判断したとうの将軍功績をたたえようという

プレートまで用意していたそうです。

でも当時、当然ですが、

在米日系人や日本人が猛烈に反対したそうです。


「エノラゲイによって広島にどれだけの被害があったか分かってるのか

だいたい原子爆弾とうかなんて人道的に問題がある」



アメリカの庶民感覚との温度差がひどい

一部の有識者や

意識高い人は別にして


アメリカの庶民感覚だと全然悪いこととは思ってない人が過半数いて


でもそれは日本人差別でもなんでもなくて


原爆を落とさなければ日本人は徹底的に戦ったに違いない


最後は神風アタック特攻までして自分の命を犠牲にしてまで

突っ込んでくる

日本人に恐怖心があったからだと。




対ドイツ対イタリア戦早々と降伏してくれてたのに

ヒトラーなんか自殺までして戦争が終わったのに

日本なんかドイツよりも悲惨な状態になっているのに降伏しない。


いくら都市部を爆撃しても

東京を空襲しても大阪を空襲しても


一般市民にたいして無差別爆撃やっても

まったく降伏してくれない

「こいつらいったいどうなってるんだ

俺らと刺し違えるきなのか?」

という給付心を抱いていたところに







原子爆弾を投下して

ついに

軍部と天皇が戦争をやめると決心し、

降伏をして幕をおりた


戦争が終わったことはアメリカの本土では大変ハッピーなことで、

アメリカに若い軍人が帰ってくる

戦争にいった私たちの兄、弟、息子、恋人が帰ってくる

よくやったよくやったと

ついに世界をファシストの手から守った

それもひとえにアトミックボム

原爆様のおかげだとして



1945年のアメリカでは

原爆大ブームがおきたそうです。



戦争を終わらせてくれた原子爆弾に感謝して

アトミックカクテルで乾杯!

アトミックダンスで祝い踊ったそうです。


膨大な数の軍人が故郷に帰ってきて

待たせていた恋人と結婚してたくさんの子供ができました。

それがアトミックベビーと言われている世代だそうで、

たくさんまだまだご存命でいらっしゃいますので

そういう人たちのとっては

原爆とは

日本人では考えられないことですが、


平和の象徴、正義の象徴でもあって

なによりも自分たちがこの世に生まれてきた根拠の一つである

のが原子爆弾なんだそうです。




第二次世界はアメリカ人にとって

『グッドウォー(Good War)』良い戦争

と言われているそうです。


第二次世界大戦のナチスドイツ

その前の第一次世界大戦はヨーロッパを荒廃させて

ナチスドイツを生み出してしまった

その前の南北戦争は

国を二つに分ける悲劇の戦争

ベトナム戦争とかイラク戦争とかは『バッドウォー(bad War)』

Good Warを完全勝利に導いた



いわゆるドラゴンボールで言えば元気玉みたいなものだと

そういったものの象徴として原爆があり、


それを広島まで運んで落とした

エノラ・ゲイB29爆撃機を


アポロ11号のニール・アームストロング船長と同じように

アメリカの歴史を作った偉大な象徴として

讃えようとしてたら

日系人大反対

結局

アメリカの一部のそうは

エノラ芸をちゃんと展示すべきだ

アメリカの誇らしい歴史だという

結果的にスミソニアン別館を作ることに話は落ち着く

本館にはおかないけど

車で壱時間ぐらいの

ダレス空港の近くにおいて

エノラ・ゲイをものすごい綺麗な状態で展示しているそうです。

実際には岡田さんは行けなかったので

分からないそうですが

戦争を終わらせた記念碑みたいなものは建てないということで


日系人の顔や

アトミックベイビーの顔も立てて


ていう形になったらしいです。





日本人として複雑な思いがあるけど

磨き上げた

航空ジュラルミン


飛行機用の航空金属で作られた塊として

B29には悪魔的な美しさがあると

火垂るの墓でも

高畑勲の火垂るの墓でも

最初の方の東京大空襲のシーンで描かれる

銀色に輝くB29が爆弾を落とす場面は

悪魔的な美しさで描かれている

その本物感というか

まがまがしさは

現物を見ないと分からない

それだけが

今回のアメリカ旅行、

ワシントンまでわざわざいったのに

俺はいったいなにをやってるんだと

苦虫を噛み潰したような顔で

とても残念がっておられました。


私が崇拝してやまない


あの岡田斗司夫を


こうまで後悔させ


引きつけ蠱惑させる


飛行機を

いつか私も見てみたいという欲求が芽生え

新しい生きる為の糧ができました。



三年後ぐらいを目安に


ユナイテッド・ステーツ


USA“ビバ”アメリカ合衆国に


また一人旅ですが


絶対赴いてやるんすと


ここに決意します。



そのさいは



ここにも行きたいな。


















4 件のコメント:

  1. 以前、岡本太郎さんのところの敏子さんが空襲のときの思い出を聞かれて、「火花がとにかくきれいなんですよ」と言われていて、体験した人にしか言えない深いコメントだよなあ、と思いました。

    いろいろ勉強になり、興味深く今日のブログ読ませていただきました!


    さかしゅう

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  2. ヨーロッパ旅行記書けなくてすみません。

    まともなブログの更新ができてない状態なのですが、

    新たな生きる目標できたので、今の仕事がんばってアメリカいつか絶対いくぞ!の気持ちが生まれてよかったです。

    私が岡本敏子さん(1926-2005)の言葉で好きなのは

    「愛情があるかどうかを確認しないと
    成り立たない関係なら、
    やめたほうがいいわね。
    彼のことを好きなんでしょう?
    いいじゃない、それで。」

    岡本太郎さん(1911-1996)の言葉で好きなのは

    「いつでも愛はどちらかの方が深く、切ない。」

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  3. 元気が出てよかったです!
    ゆーあびるさんのアメリカ旅行、おもしろそうです。

    それから岡本敏子さんのそのお言葉、愛の大きさにびっくりしますね。。。

    さかしゅう

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  4. アメリカ旅行は今の仕事が継続できてたら、再来年には可能かと思うのですが、

    今現在無性に行きたくてしかたないという欲求が生まれたことに安堵感抱きました。

    ヨーロッパ旅行記自分のペースでですが、必ず完結させます。

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