2009年3月22日日曜日

朝倉彫塑館

保存修復工事のため4月から四年間ほど全面休館になるとのことなので行ってきました。
洋館部分の外壁がコンクリートの打ちっぱなしで防水用のコールタールで真っ黒に塗られているのも朝倉文夫さんのこだわりで下地材で本来は隠す部分を表にあえてだし、黒い色ならば光線の乱反射もおきにくく地域住民に迷惑もかかりにくいとの配慮とのことです。



中庭は色々な物が敷き詰められているのにけしてごちゃごちゃした感じではなく整って見えるから不思議です。

五典の水庭(中庭をそう呼ぶそうです)の仁の石と呼ばれている巨大な石は現在ではここに運んでくることは不可能であろうほどの大きさなのですが浮力で水の中で浮いてるのだそうです。


大木の植えられている屋上庭園ですが、まもなく長期休館に入る前だからか解りませんが、ほとんど草花生えていないので殺伐とした雰囲気でかってに妄想でラピュタ をイメージしていたのでちょっと落胆しました。さすがに創造がでか過ぎたかと我ながら反省です。

四年後、予定どおり保存修復工事が終わったらまた再び訪れようかと思うのですが、その年に私は40歳を迎えます。その現実をその時の自分が清く受け止められていたら良いなと、そのためには今頑張っておかなければいけないのだと痛烈に考える所存です。


朝倉彫塑館の彫塑(チョウソ)は、彫刻が外側から削って形を作るのに対し、まず粘土で像を作り、それを石膏にとってブロンズを鋳造したものを彫塑と言うそうですが、現在では両方をひろい意味で彫刻(スカルプチュア)と言っているとの事です。パンフレットに書いてありました。

国際こども図書館によってから帰ろうと思い天気も好かったので上野公園までのんびり歩きました。

観音寺の築地堀は練り塀とよばれる瓦と粘土を交互に積み重ねて造られていて、徳川時代に多く造られたそうです。平成4年まちかど賞に選ばれています。
すぺーす小倉屋というアートスペースがありました。
柏湯という銭湯を外観はそのままで中をギャラリースペースにしたスカイ・ザ・バスハウスの前を通りすぎました。
移築復元されてこの場所に移された 旧吉田屋酒店がありました。奏楽堂といい台東区は粋なことを引き受けおう高感度の高い区です。
モダンな雰囲気のカヤバ珈琲、旦那さんが亡くなられてしまい、奥さんもご高齢なのでもう3年近く、休業しているそうです。立地条件も良いので場所を譲ってほしいという話もあるそうなのですが、奥さんはメニューなどもそのままで前のお店のまま存続してくれる人になら譲っても良いとの話だそうです。
向かいにある酒屋さんもとても良い雰囲気ですが、店内の商品が同じパッケージの物を並列に綺麗に並べているので、アンディ・ウォーホルなどに代表されるミニマル・アート ぽく反復(レペティション)されていて何かカッコ好かったです。
芸大アートプラザの中には少し凝ったカップ型自動販売機があり、椅子も設置されているので一休みによいかと思います。

デザイン科の河北秀也教授は20年以上、いいちこのテレビコマーシャルからパッケージデザインなど手がけていて、文化科学雑誌『iichiko』なるものがありその監修、発行人までもつとめていると前の白いパネルに書いてあります。
こども図書館に来るのは今年に入ってこれで3回目になります。これからも上野周辺を訪れる時は必ずここに立ち寄ろうと思います。それ位好きな場所です。

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