プラハ三日目です。チェコに行ったら世界一美しい街と言われているチェスキークルムロフを訪れてみたいと考えていました。プラハからチェスキー・クルムロフまではバスで3時間、電車で4時間ほどなのですが、散々色々な方のチェコ旅行記を見まくりましたし、自分も本当にいい大人なので一人でも行けるだろうと、旅行前は考えていましたが、初日のパリとプラハ空港での失態を経験したことにより、プラハ市内なら一人でなんとかなってるけど、そんな遠出したら自分また何しでかすか分からないぞと、これ以上日本の醜態はさらせないと判断して、桐渕さんにつれてってくださいとお願いしちゃいました。そうしたらお子さんの日本にいた時のお友達で、現在イギリスの大学に留学していてる20歳男子がプラハに遊びに来ているので彼の観光目的も含め格安でご案内していただける運びとなりました。
余談ですが、チェコは共産圏時代には英語なんて選択外国語にも入っていなかったそうで、首都プラハ以外ではほとんど英語が通じないというより、英語で喋ると嫌な顔をされてしまうそうです。
そしてチェスキークルムロフまでの途中にある町、プラハから南に140キロほど離れた所にあるCeske Budejovice(チェスケー・ブデェヨヴィツェ)を通ると桐渕さんがちょっと寄ってみましょうとブドバル醸造所に立ち寄ってくれたのです。
ここで作られているビールの名前ブドヴァイゼルは
英語読みで“バドワイザー”です。
日本で一般的に飲まれている下面発酵の淡色のビール(ピルスナー)が最初に作られたのがチェコのピルセンで、それがドイツに広まりました。世界中で醸造されているビールの大半はピルスナースタイルですが、その発祥の地がチェコなのです。
チェコvsアメリカでバドワイザー商標登録を巡って、裁判が何度か行われたのですが、チェコ人にとってビールはとても大切なものなので国の総力をあげて立ち向かったそうですが裁判に負けてしまいアメリカバドワイザーの名は、そのまま残る事となりました。
余談ですが、チェコは共産圏時代には英語なんて選択外国語にも入っていなかったそうで、首都プラハ以外ではほとんど英語が通じないというより、英語で喋ると嫌な顔をされてしまうそうです。
こんな嬉しい貴重な体験はないです。
待つことしばし・・・
待ちに待った「Pivo・ピヴォ」が運ばれてきました。
たまらなくって撮る前にちょっと飲んじゃいました。
それでですね。
桐渕さんは車の運転があるので生ブドバルのノンアルコールを注文したのですが、持ってきた定員さんはそれをさも当然かという感じで私のところにおきました。
どんだけ子供に見られてんだろうと悲しくなりました。
私の向かいには20歳の大学生がいるのですよ。
今回の旅行でつくづく思い知らされたのですが、普通にお金払って入ろうとしてるのに勝手に学割にされたりとか、ほんと自分は国際的に幼稚な顔なんだなと思い知らされました。
で、生ブドバルの感想なんですが、昨晩も瓶のBudvarを実は一本飲んでいたのですが、なんか独特な苦味とゆうか渋みがあって、私は好きになれなかったのですが、ここで飲む生は甘みがあって嫌な苦味を感じませんでした。さすが700年の伝統を持つビールは違うと納得させられました。