2013年11月21日木曜日

つくばエキスポセンター再訪


今年の4月につくばエキスポセンター行きました。


プラネタリウム観ているのに

肝心の投影機を撮ってなかったからです。



つくば万博のマスコット「コスモ星丸」が

プラネタリウムホール前でお出迎えです。

プラネタリウムに並ぶお客さんの列です。


つくばは半券切る方式ではなく、端末で読み取りでした。




さっそく投影機取りました。


プラネタリウムシステムの名前はGEMINISTAR Ⅲ(ジェミニスター3)

「ジェミニ」とは「ふたご座」という意味です。


光学式プラネタリウム「インフィニウムL」



6台のプロジェクターの映像をつなぎ合わせて 
高画質なデジタル映像をドーム全天に投影できる

全天周デジタル映像システム

「スカイマックスDS」の 

2つのプラネタリウムが一緒になったことから名付けられました。




仕様は各館専用にコンバートされていますが、



渋谷(2010)、八王子(2008)、葛飾(2007)、つくば(2006)、押上(2012)、池袋(2007,2011)


ジェミニスターⅢ採用しています。



大宮も光学式はコニカミノルタですが

映像を映写するシステムはオムニマックスです。



ドーム直径:25.6m


座席数:232席(車イスでの入場可)




座席配置:一方向傾斜型




つくばエキスポセンター仕様の


「インフィニウムL」

恒星投影数:29,000個(7.6等星まで)



天の川エリアで約350,000個

2.5等星まで(91個)の恒星の固有の色調を再現できます。




二本プラネタリウム番組みたのですが、

まず、

プラネタリウム「宇宙兄弟~一点のひかり~」




私は「宇宙兄弟」という作品まったく存じ上げてないので、

この頭テンパーの人が30過ぎてからの営業職クビになって

宇宙飛行士めざしてなれるものなのか?


原作どうなっているんだと大変気になりました。

実写で映画化やテレビアニメになるほど人気で

プラネタリウム作品にまでなるのですから、

読んだらおもしろいのでしょうね。


そして15時30分からの上映の

「実験プラネタリウム~見えない星も見えてくる~」


この作品がお目当てでした。



人の目は画総数でいうとどれくらいだとか、

普通は禁止されている携帯など光るものをお客さんが

つかって確かめたりとか

またひとつ一歩観点進んだ内容で

見れてよかったです。




科学万博から20年間稼働したプラネタリウムは、

現在「科学万博‐つくば’85メモリアルゾーン」で展示しています。


つくばエキスポセンターのプラネタリウムは

1985年に「人間・居住・環境と科学技術」をテーマとして開催された

日本で3番目となる国際博覧会

「つくば科学万博’85」で、

プラネタリウム上映の映像ホールおよび多目的スペースとして作られました。

そこでプラネタリウム投映機として採用されたのが、


国内初の一球一光源式プラネタリウム「ミノルタインフィニウム」です。


プラネタリウム用としては当時世界最大の直径25.6mドームに、



肉眼では見ることのできない恒星を含む7.4等星までの23,000個の星を投映、

また、地上からの星空だけではなく、

宇宙旅行の感覚が味わえる

プラネタリウムとして話題を集めたそうですよ。


今年2013年は、

筑波研究学園都市の建設が閣議了解されてから

50周年を迎えたのだそうです。




トカマク型核融合装置の模型が新しくできてました。






星と科学を十二分に堪能したので

一人

[食べログ]評価

2.95



らーめんむつみ屋 つくばQ't(キュート)店で

特選つくばラーメン食べて帰りましたとさチャンチャン♪



2013年11月14日木曜日

ハンナ・アーレント

たまたま何気なくですが、


単館系でなにか私の

心掛かる電影やってないかしらと検索かけましたところ


神保町の岩波ホールで、


ホロコースト関連だろうと思われる作品上映中でしたので、



私も観光とはいえ、アウシュヴィッツに行きまして


直接、


日本人ガイド中谷さんから
「あなたはもっと勉強しなきゃだめですよっ」



悟られた経験を思い出したので観に行きました。




私は最初に一回目初めてしょけん【初見】で映画観る前は

なるべく内容は知らないで

観賞したほうが楽しめると考えていますので、



ユダヤ人の女性哲学者ハンナ・アーレントを描く感動の実話だという

ぐらいの事前情報だけで来ました。



それで、来る前に


完全に私ナメていたのですが


ミニシアターでの上映作品だし



テーマがやっぱし基本

暗くて重いんだろうな?と
観客そんなに来ないでしょうと




三分の一ぐらいしか席埋まらなかったし、





という頭でいましたので








10階エレベーター降りてびっくりしました。




階段けっこう下までお客さんがならんでいるのです。





ホームページに混雑状況を知らせてくれる場所ありました。


私が見たのは水曜夜7時なのでじゃっかん

空いている時間帯でした。

チケット売り切れてなくてよかったです。



なんでもこの入りは





ポーランド映画祭 2013が11月30日から12月13日の間、

東京のシアター・イメージフォーラムで開催告知ポスター貼ってました。

プラハのトラムの広告思い出したので貼り付けておきます。











私の映画の感想は



「とんでもない強い意志で、自ら周りの状況に流されることなく、

考えることの大切さ己の信じる正しいと思う心を貫き通し唱える

聡明なニコチン中毒オバさんによるヒストリア」



です。












<矢野顕子さんのハンナ・アーレントのコメント>

わたしはハンナとは違う意見を持つが、そういうわたしをハンナはきっと理解してくれるだろうと思う。
そういう事の大切さを教えてくれる映画です。




<鳥越俊太郎(ジャーナリスト)さんのコメント>


考えることを止め組織の命令に黙々と従う「悪の凡庸」。
これこそがナチスの本質的罪だと映画は訴える。
戦時中の日本も同じである。

<安藤優子(ニュースキャスター)>


自分が信ずることを揺るがずに伝えること。
それがどれほどに厳しく孤独なことか。
ハンナの強さにものすごく憧れます。



しかし劇中本当に

「風立ちぬ」など比じゃないほどに喫煙シーンだらけでした。


それと


マルガレーテ・フォン・トロッタ監督・脚本、バルバラ・スコヴァ主演の、同じコンビによる



 
は現在では廃盤になっています。



演説シーンが定評高いです。


27年前だけあって若い。


バルバラ・スコヴァはこの作品で

1986年カンヌ国際映画祭主演女優賞されました。


ローザ・ルクセンブルク」は26年前の1987年、

同じ岩波ホールで公開され



今年2月に死去した岩波ホールの総支配人、
高野悦子さんを追悼する特集上映として

一週間だけ公開されました。


ちょうど「ハンナ・アーレント」放映前で、

連日終始満員だったそうです。













「ハンナ・アーレント」の次に上映される作品は

映画館の設置が法律で禁じられている国・サウジアラビアの
初の女性監督による長編デビュー映画


『少女は自転車にのって』です。





2013年12月14日からです。




岩波ホールは地下鉄神保町駅と直結しているので

雨の日風の日など天候に左右されずにこれる

どんちゃんどんとこいなんでもこいの映画館でした。