2010年3月30日火曜日

不思議の国のアリス

http://www.premiereport.com/paul.html 「ポールの無駄なエンタメ&シネマ知識」を見て日本には偽IMAXしかなくキャメロンは「アバター」をリアルIMAXの8Kで観るの前提で作ったので、本物の「アバター」体験は日本では無理ということが分かり残念な思いをしたのですが、それでも川崎の偽IMAX(今はIMAX MPXというそうです。)も凄かったので、今度3D映画が上映されたら川崎に行くしかありません。

本当は偽IMAXの6倍以上、ビル8階サイズもある本物IMAXスクリーンで観たいのですが、日本にはないのでしょうがないです。
残念なことにアバターの次に上映されるティム・バートン監督の「アリス・イン・ワンダーランド」は普通に2Dでとってあとでパソコンで3Dにおこすコンバージョン3Dなのだそうです。

3D映画を観る上で席の場所が重要だということがわかったので、ネットで予約できる109シネマズのシステム『良席予約』は大変便利です。

しかも今年の3月からは、今まで直接受付に行かないと買えなかったエグゼクティブシートも会員になればネット予約できるようになったのでシネマポイントカードを作ろうと思ったのですが、さすがに手続きは直接受付に行かなければならず、そのために川崎に行くのは遠いよなぁーと思って躊躇していたのですが、家から近い木場にも109シネマズがあるのを思い出したので作りに行きました。

ここは映像が暗くて評判が悪いXPAND方式なので観ることはないと思います。せっかく近くにあるのに残念です。

IMAXのチケット料金は2200円でエグゼクティブシートは2500円なので 300円 しか変わらないのによい位置で鑑賞することができるなんて大変お得です。

これから放映される3D映画、 ハリー・ポッターと死の秘宝、タイタンの戦い(※音が出ます)もアリスと同でコンバージョン3Dなので残念です。


日本では来年公開のアバターと同じフル・リアル・ステレオ3Dで作られた
トロン2.0が今から楽しみです。

2010年3月23日火曜日

生田緑地

川崎市多摩区の生田緑地内にある岡本太郎美術館にいきました。 80歳のときに太郎さんが所蔵するほとんどの作品を川崎市に寄贈されて美術館の建設が計画決行されましたが四年後、完成を待たずにパーキンソン病による急性呼吸不全により亡くなりました。
三年後の1999年、川崎市岡本太郎美術館が開館しました。

カフェTARO前にあるオブジェ「樹霊」
1970年大阪万博テーマ館「太陽の塔」の地下展示室「過去・根源の世界」に世界各地から集められた仮面や神像とともに展示された作品です。
「樹霊」の前にも一つポツンとおかれているアイスコーンのフタみたいなのなんだろうと思ったのですが後で分かりました。
岡本太郎美術館のシンボルタワー『母の塔』
原型が制作されたのは1971年です。岡本太郎の意図を忠実に再現して、この塔は製作されました。

青山の住居兼アトリエ跡の岡本太郎記念館は自由に写真撮影OKでしたが、こちらは撮影禁止です。
感想は岡本太郎って凄くてカッコいいです。

出口付近には記念撮影コーナーがありました。
2010年2月6日(土)~4月4日(日)まで企画展「第13回 岡本太郎現代芸術賞」がおこなわれていたので観たのですが、面白かったです。
来年も見に行きます。
記念撮影コーナーにあったので撮っちゃいました。
東方悠平作、インスタレーション「天パニック」






『天パニック』は野外展示用に作られた作品ですが、保安上の理由で屋内にて再構成、展示しています。
アイスのフタみたいなのは、大仏の丸まった髪の毛(螺髪、らはつ)でした。

常設展解説用として音声ガイド機器を有料貸出(300円)していて借りたのですが、ここは太郎さんの美術館らしく建物がとぐろを巻いているかの様に既存に属されていない設計なので、音声案内の番号を頼りに進まないと絶対に何点かの作品は見逃していたはずなので借りてよかったです。


川崎市は生田緑地中央広場の改修を進めていて、「レストハウス」及び「売店」は平成22年前半に取り壊されるとのことです。
なのでこの柱も壊されてしまうと思うので記念に撮っておきました。

お越しのさいは、駅からも少し離れていて周りに売店もコンビニもないのでお弁当を持参するといいと思います。この車両の中で食べられます。

そして今日ここに来たもう一つに青少年科学館の1971年開館の歴史あるプラネタリウムを見ることでした。
改築事業とかで今年5月9日(日)をもって新しく作り直されるそうです。
ここには昔からあるプラネタリウム『五藤光学GM II-16-T型』の他に 大平 貴之さんの作ったメガスターIIの2号機(ミネルバ)があります。
設置常設でMEGASTAR-IIが見れるプラネタリウムはここと日本科学未来館のギネスに認定されている3号機(コスモス)、神奈川工科大学厚木市子ども科学館MEGASTAR-IIB ATSUGIの三か所だけです。
入ると双眼鏡を渡されます。
プラネタリウムを双眼鏡で観るという不思議な体験をしました。
ここは昔ながらのプラネタリウムで装置を中心に同心円状に座席(238席)が配列されているドーム型なのでミネルバは本来410万個の星を投影できるのが280万個位しかあらわすことが出来ないことも建物の老朽化だけではなく、新しく作り直される要因だと思います。
ドームの天井中心をデジカメに双眼鏡を付けて無理やり撮ってみました。
このプラネタリウムを私が一番凄い偉いと思ったのは川崎市立の施設ということで、観覧料が一般が200円、高校生・大学生と65歳以上は100円、中学生以下のお子様は無料で観れるという生まれた家庭環境の格差貧富に囚われずに鑑賞できる星を夢見るお子様に、とっても素敵な胸キュン設定です。
この昔からある風格のある大きいプラネタリウムGM II-16-T型は二代目で1979年から31年間もここで投影していましたが、改築とともに役目を終えるそうです。
昭和がまた一つ無くなっていくという物悲しさもありますが、テクノロジーの進化、人類の科学の進歩を見たり体感することに私は喜びを感じる、盲目的にクロニック・サイエンスな部分もあるので最新のプラネタリウムに生まれ変わるのを見たいという感情のジレンマが拭えません。
東京スカイツリーが建っても東京タワーが残るみたいに
「ここはこのままで敷地広いんだから隣に新しいの作ればいいのに、」
とかいう無責任気回りない幼稚な回答をしてみる情弱ブロガーです。

帰る道すがら、なにか後方でメロディーがながれたので、携帯音かと思い振り返ったら、一人お婆さんが右手に杖をついて、左手でハーモニカを吹きながらゆっくりと歩いていました。
白いプランターに綺麗に咲いているお花を見つけて足を止めてゆったり眺めたりしているのを見て、のんびり優雅で素敵な老後だなぁーと羨ましく思いました。
川崎市在住の65歳以上の方には健康福寿手帳が交付されていて、日本民家園、プラネタリウム、
岡本太郎美術館にタダで入ることができます。

2010年3月15日月曜日

radiko.jp

今日から、AM、FM、短波の大手民放ラジオ局13社が地上波と同じ放送内容をインターネットでもサイマル(同時)送信する無料サービス「RADIKO(ラジコ)」がスタートしました。


ただ、ネットで配信なのに今まで通り、その地域のラジオはその地域でしか聞けないそうで、

ネット同時放送解禁からのコピペですが、「2月上旬、NHKのラジオセンターに衝撃が走った。「どうやら民放が、ネットでのサイマルに踏み切るらしい」「何だそれ、聞いてないぞ」 マスメディア産業の一角が、ついに生き残りをかけて、重い腰を上げた。NHK以外の民放局である。受信料で成り立つNHKと民放とでは、それだけ危機感に雲泥の開きがあるということだ。 AM、FM、短波の大手民放ラジオ局13社は、3月中旬から、地上波と同じ放送内容をインターネットでもサイマル(同時)送信することを決めた。日本音楽著作権協会(JASRAC)や日本レコード協会といった権利団体とも合意を得た。2月中にも正式発表する。パソコンなどから「RADIKO(ラジコ)」のウェブサイトにアクセスすれば、無料で地上波と同じラジオ放送を聴けるようになる。ただし、アクセス元のIPアドレスから住所を類推する仕組みを用いて、当面は首都圏と大阪府の利用者に限定する。」


私は今、アナログラジオは伊集院光 深夜の馬鹿力しか聞いていませんが、トークマスターだとたまに録音に失敗して取り逃すことが多かったり、ポッドキャストで聞くと音質の違いに驚くので、
これでクリアーにMP3で録音できるようになったらいいなと思います。

2010年3月9日火曜日

サイエンスドーム八王子

くも膜下出血で、八王子の病院に入院していた仕事の同僚が、今月12日には退院できることになりました。
良かったです。


これでもう、なかなか、八王子の方まで来ることはないと思ったので、少し気になっていたここに行ってみました。


三十半ば以上の人には懐かしい、 あの停車する時に一瞬暗くなる丸の内線がありました。

お弁当を持参すれば土日はこの中で食べてもよいそうです。



なんか館内が薄暗いのが気になりました。




ミラクルボールなるもので

ガラス球の中の低圧の気体に高い電圧をかけ、プラズマ状態にし、手をふれると、その部分に光が集まります。


2階オリエンテーションホール



『サイエンスクイズ』


『魔法の鏡』


最初見た時は「ドリフ」としか思えませんでしたが、反射による「マジックミラー体験」と「反重力ミラー体験」の二つの光学的な現象を学べるとても学習的な意味のある体験展示物でした。

『マジカルルーム』
中は斜めに傾いていて視覚と並行感覚の関係を学べます。

『万華鏡の世界』

『 2階図書コーナー』
充実してて、とても良い雰囲気なのですがここもなんか電気が暗めです。
学研まんがひみつシリーズがそろっています。
子供のころ夢中で読んだ宇宙生活・スペースシャトルのひみつがあって懐かしかったです。

ここに来た目的はプラネタリウムで、平成20年10月11日より国内最高の解像度を持つプロジェクターがどんなものなのか見に来ました。
このプロジェクターは、従来のプロジェクターよりも明るく、フルスペックハイビジョンの4倍超の高画質で、プラネタリウムのドーム全天に4,100×4,100ピクセルの高解像度の映像を投映します。(4Kプロジェクターと呼ぶそうです。)

「HAYABUSA ~Back to the Earth~」を見ました。
最初は見入っていたのですが、タロウ(篠田三郎)の声を聞いていたら、いつの間にか寝ていて起きたら終わっていました。
今のところ私はプラネタリウムに来ると100%眠っています。
思い出すのは、渋谷の五島プラネタリウムで、眠ってしまうのは
解説員、村松修さんの優しいナレーションを聞いて暗く横にされたら誰だって眠ってしまうだろうと思っていたので、ここでも寝てしまったことにちょっとショックでした。
せっかく見に行ったのに内容が分からないので感想は書けません。






時間がないので、この日観るのを断念したプラネタリウム番組 『銀河鉄道の夜』



予告でこの映像がこのスクリーンで映し出された時、凄くて最初息をのみました。
総天然色で頭上前面に壮大に映し出された映像は夢のように妖艶で、どこをとってもフォトジェニックでした。
どんなに巨大なスクリーンでも平面では現すことはできないプラネタリウムのドーム型スクリーンでしか体感できない不思議映像です。
「4Kプロジェクターで「銀河鉄道の夜」を見れるのは、東日本ではここだけなので、他のプラネタリウムで見た人も再度当館で、ご覧になられてはいかがでしょう。」とプラネタリウムサイドが自ら高く推奨するのも納得です。
同じ作品でも、どの劇場で観るかのヒエラルキーはアバターの3Dだけじゃなく、プラネタリウムにも存在するのだと悟りました。
八王子遠いですけどまた来ざるえないです。