2008年8月28日木曜日

塩とたばこの博物館

去年の4月に煙草をやめました。高1から33歳まで吸っていました。

一度ニコチン中毒になるとやめてから何年経とうともつらいこと悲しいことなどの強いストレスが加わると吸いたい症状に陥り、それがおのれのキャパシティを超えるような出来事の場合、一本行ってしまい喫煙者に戻る抜けられぬスパイラルとでも言いましょうか、ニコチンにすがってしまう時限装置が脳に組み込まれてしまうのだと思います。
一度覚えた快楽は2度と忘れないでしょうから、若気の至りで吸ってしまう人がほとんどでしょうが、禁煙を継続する行為とはあまりにもつらい苦行といえると思います。

ただ私はこれから先も煙草は吸わないと思います。
それは止めて体がすごく軽くなり、疲れなくなり、ヘビースモーカーでしたのでそのギャップが大きかったこと、洋服やスニーカーを今まで結構な数、煙草焼け(ヤニで茶色く変色)でダメにしてしまったこと、
そして何か一つくらい人に自慢できる行為を持ちたいから禁煙はつづけると思います。

やめて一年四ヶ月経ちまして最近思ったことがありまして、
それはたばこと鬱の関係についてです。
きっかけは突然のきよさんのカミングアウトからですが、私は今まで3人の鬱を抱えた人と仕事などで会いましたが、3人とも煙草を吸っていたことを思い出しました。何か因果関係があるのかと、「うつ、煙草、ブログ」で検索をかけたところ、かなりの比率でうつ病に苦しんでいる人は喫煙経験者が多いことがわかりました。

2年半止めていたのに喫煙を再開された方や, 値上がり対策にたばこを旧三級品変えようとしている方, 今現在、環境と金欠で七ヶ月禁煙に成功されている方, 妻、子二人のお父さん, 抗うつ剤としてたばこを大事にされている方, 銘柄を色々と変えている方, 本数を減らした方,  ダイエットと禁煙されている人たばこと鬱が関係あるのではないかと考える人、 禁煙一ヶ月目のシンガーソングライターの人 、 子供二人の主婦の人、 これから禁煙しようかと考えている人 、 離婚され実家に戻られた女性の方 、 禁煙外来に行って家族3人で禁煙されている方、 海外留学から帰り就職して2ヶ月で鬱になった人 、 たばこを買ってきますといって失踪してホームレスになったななこSOSの吾妻ひでおさん、 WITH Class(ウィズクラス)を吸っていた『しあわせのかたち』の桜玉吉 , 晩年躁うつ病に悩まされて、62歳でライフルで自殺をした葉巻愛好家のアーネスト・ヘミングウェイ

多さに鬱だからたばこを吸うと言うよりも、煙草を吸ったから鬱になりやすい体質になったとも考えるようになりました。
煙草が鬱を進行させると言う考え方もあるそうです
真面目な人が鬱に陥りやすいそうなので、自分はいい加減なチンパンで良かったと唯一思いました。







16歳の時に来た時は入館料50円でしたが、今は100円になってました。
前はこっち側で色々な珍しい煙草を売っているスペースがありましたが、現在では反対側に移って、あつかう商品もかなり少なく規模が縮小されていました。

街 〜運命の交差点〜で元軍人だった人が吸っていたジタン







懐かしいパッケージを見ると不思議な、なんとも言いがたい気持ちがこみ上げてきます。
この時代がドンピシャです。













この自動販売機は山梨県で実際に2003年まで稼動していたそうです。
昭和53年当時の煙草の値段だそうです。セブンスター150円で、今現在300円ですので止めた現在だから言えるのかも知れませんが、日本の煙草って安いとあらためて感じます。

高らかに飾られているので、 たばこを吸う人には偉人が多いいと言うJTの洗脳にも見えます。





1978年ごろの店内を再現しているそうです。テレビ画面の映像も当時のCMをながしてます。
この時計懐かしいです。


煙草税増税と囁かれているからでしょうか、縮小された陳列スペースに、旧三級品煙草が一番目立つようにおかれていて思わず、値上がりをきに禁煙しようとする人に対し「こういった税率安くすむ煙草あるから止めなくても大丈夫ですよ」とアピールしているかにも見えました。


こういった鼻からニコチンを吸引するタイプなら副流煙もでないので、吸う場所がないこのご時世便利なのかも知れません。

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