2013年3月19日火曜日

大阪旅行“ fin” テクノポート大阪計画



なにわの海の時空館見学終えまして、

今回ここを私のファースト大阪トラベリング最後の閉めの地と決め

家路をたどるべく、帰りはコスモスクエア駅ではなく、
大阪市交通局南港ポートタウン線「トレードセンター前駅」まで歩きました。



しかし、帰る道すがら何ゆえいくら時はバブル期だったとはいえども

この現代に突然現れた今では人のいない古代都市「バビロニア帝国」作ってしまったのか?

過去の大阪の狂信っぷりには目を見張るものがありましたので

その理、調べてみました・・。




 1988年ごろから始まった大阪市の臨海副都心プロジェクト、

ベイエリアに新都心を作るという「テクノポート計画」で、2兆円とも言われる莫大な予算を投じて乱開発されたエリアなのでした。



南港コスモスクエアの完成イメージ図(1991年頃)
プロジェクト名称「テクノポート大阪」計画
事業規模
1.敷地面積 コスモスクエア …約160ha,舞州 …約225ha,夢州 …約390ha
2.総事業費 2兆2,000億円
目 的 ・ 概 要
先端技術開発・国際交易・情報・通信機能の3つの中核機能を中心に
    21世紀の新しい都市核にふさわしい文化・レクリエーション、居住等
    の高次都市機能を集積し、近畿・大阪都市圏の発展をリードしていく
    拠点としてのまちづくりをを行う計画である。
整備期間
2010年度完成予定

真ん中に聳え立つ一番目立つ青い塔は


総工費1,200億円を投じて作られた、


旧名称「大阪ワールドトレードセンタービルディング」略称は「WTC」。


現「大阪府咲洲庁舎」(おおさかふさきしまちょうしゃ)愛称は「コスモタワー」。




左のちょっと北朝鮮建築フォルムなのが「コスモタワー」で、真ん中おくが大阪南港の複合型大型モール 
「ATC」(アジア太平洋トレードセンター)
手前が「おおさかフードアウトレット」です。
建設当時の計画イメージ

総延長1.0㎞ほどにおよぶ人口の運河「咲州キャナル」(咲州運河)も完成しています。



橋下市長さん

時空館は外国人専用としても、カジノに転用するべきだと思います。


おおさかフードアウトレット


現在では営業してないみたいです。

廃墟マニアにご推進。

総工費1400億円超かけて作られたATC、
イメージ検索すると現在ではコスプレイヤーの集いの場と化していることがわかります。









このエスカレーター東西の虎の穴おきて
違い最初違和感ありましたが、

人の柔軟性おもしろく

わずか一日でなれてました。




あと私この時ちょっと気になったのか張ってあった「リニア鉄道館」のポスターなにげに写していて
七瀬ふたたび発見する今この瞬間まで、
すっかり忘れていたのですが、相当大きな博物館でした。

私が電車に興味ないと言うこともありますが、なんでここの存在まったく今まで知らなかったのかなと不思議に思ったのですが、開館したのが、2011、3,1だと知り、

あぁっ・・こんなあの時、

新しい博物館開館とかそれどころじなかったなと

理由悟りました。


最後に粉もの食べてこの旅行閉めようと

JR新大阪の新幹線口前にある「たこ家 道頓堀くくる」で

たこ焼き買って帰りの新幹線の中で
麦酒飲みながらぽつねんと食しました。


以上、これが私初めての大阪旅行でした。


6 件のコメント:

  1. 大阪記、読ませていただきました。
    高額な建設費用をかけて建設された建物も
    客足が遠のいてしまえば閉館になってしまう。
    維持費だけでもかなりの額ですし・・
    何度でも足を運びたくなるような工夫がないと
    なかなか難しいですね。
    全国に同じような状況の建物がたくさんあるのでしょうね。
    小学校の遠足以来、行ってない建物・・
    思い当たるものがいくつかあります。

    本場のたこ焼きはいかがでしたか?
    やっぱり違いますか?

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  2. 本場でたこ焼き食べた感想は、
    美味しいけど中熱々で食べずらいです。

    “大阪で今自分たこ焼き食べてる”

    という行為自体がイベントでしたので
    よい思い出になりました。


    橋下市長さんが描く30年後のベイエリア
    今から凄い見てみたいのですが、

    70歳になっているのかと考えると
    訪れてほしくない世界でもあります。

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  3. て、テクノポート大阪……懐かしい響き(笑)
    大半の大阪人が忘れてしまってる、バブルとともに消えた言葉でしょうねー。

    浮かれた時代でしたし、
    あの当時甘い汁を吸いまくった人も多そうですが、
    「造るまでがハコモノです」
    という事で、後のことを全然考えなかったツケは、ほんまデカイです。

    昔放送してた『マイ大阪』という大阪市提供の広報番組があって、
    (内容はさておき曲が特徴的なので覚えている人が多い番組)
    そのオープニングがYoutubeに上がってて観たのですが、
    http://youtu.be/zUvvzsytT1A
    丁度テーマが、「テクノポート大阪」でした……。

    それにしても、ゆーあびるさん、
    地元でも忘却している事、わざわざよく調べてきましたね。
    感心しますー(;´∀`)

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  4. 『マイ大阪』見ました。
    曲が特徴的なので覚えている人が多いという理由すぐに理解できました。

    1972年4月~1989年9月まで昭和50年代は日曜の朝9:00
    番組後期は土曜の朝に放送されていたのですね。

    昔、ダウンタウンのコントでそういえば聞いたことのあるメロディだったのを思い出しまして、
    当時の大阪に生きていた人たちの頭にはしみこんでいるのだということは私も
    「2時のワイドショー 」のオープニング

    「♪にっじっのワイドショー にっじっのワイドショー にっじっのやーすーらーぎ ワイドショー。」

    が100歳過ぎても忘れることはないでしょうから、

    さすが「探偵!ナイトスクープ」の最高顧問キダ・タローさん凄いですよね。

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  5. キダ・タローでしたか、あの曲。
    恐ろしや……どこまで関西人の頭の中に入り込んでいるのやら。

    でもまぁ、超つまらない番組のはずの『マイ大阪』を
    いつまでも関西人の記憶から消さないまでか、
    ダウンタウンのコントにまで使われているんだからやっぱりスゴイ。

    『わいわいサタデー』という番組のOPも似た感じでしたが、
    そっちはキダ・タローじゃないようでした(どうでもいい話ですが)。

    >にっじっのやーすーらーぎ ワイドショー。

    あ、そう言ってるんですか。知らなかった!
    (まともに聞いてなかった)

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  6. “テ・ク・ノ”懐かっこいい響きですよねー

    テクノポリスやテクノボイジャー、テクノカットとか冠につけとけば、
    なんかエッジの効いた最先端ぽくなりましたよねバブル前は。

    テクノ【techno】とは、 ギリシャ語で「技術・技巧・芸術」をあらわすのだそうです。

    日本のテクノの王道YMOが「散開」した1983年、その年の8月に大阪市制100周年記念事業の一つとして
    「テクノポート大阪」計画を発表されたそうで、

    ポート【port】の意味“港”で思い出す「ポートピア連続殺人事件」が最初に発売されたのが
    パソコン版で偶然にも同じ1983年8月なのでした。

    未来にはあかるい希望しか訪れるわけが無いと誰もが皆がみな全員信じて全く疑わなかったあの時代、
    懐古主義に懐かしむものの、

    ネットが無い時代なんてもう考えられないので
    微塵も戻りたいとかは思いませんけども。

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