すみだ生涯学習センター(愛称:ユートリヤ)にあるプラネタリウム
「ユートリヤ・スターガーデン」が3月いっぱいで閉館してしまうとのことで
最終日の31日になんとか赴いてきました。
名のとおり生涯学習のための施設で
貸出施設の提供をはじめ、プラネタリウム、パソコンコーナーや視聴覚コーナーを利用したり、
生涯学習の相談をすることができる場所です。
4階にプラネタリウムがあります。
投影の一時間半ぐらいまえについたので
まだだれもいません。
「スペース・タッチ・シュミレーター」
3次元コンピュータ・グラフィックスで表現された超リアルな宇宙空間を、
まるでテレビゲームで遊ぶように、簡単な操作で移動できる機械だそうです。
ロビーなどの壁には星空質問コーナーと題し、
プラネタリウムを見に来た人が専用用紙に記入して、
それに対する回答が書かれ貼られているのです。
私は当然ですが、
全部写真撮ったのですが、
ちょっとだけ
ブログに
あげておきます。
山崎直子宇宙飛行士が来館して、参加した子どもたちに宇宙飛行士になるまでのお話しや宇宙での体験談を聞かせてたと書いてあります。
パンスターズ彗星ですか、
色んなほうき星が夜空には一杯ですね。
こちらの右のファイルには、集めた質問とその回答が
だれでも観覧できるようになってました。
5・21金環日食ギャラリー
なんとあの日食の時、東京が曇ると判断して北上して、
茨城県日立市の海岸までいって撮影したそうです。
ここのスタッフの方々の星に対する思いは凄まじいです。
投影開始まで、時間あるので
ちょっと建物散策しました。
視聴覚コーナーや
図書館も完備してます。
このプラネタリウムのある4階から吊り下がってるの最初DNAの立体構造なのか?
と思ったのですが、なんでもこれは墨田区のシンボルパターンなのだそうです。
もどるとだいぶ人が集まってました。
ドーム径18メートル 傾斜型 140席
さいしょに投影されたのは5分間と短いのですが、
全天周映画『すみだ』が非常に良いものでした。
当館がまだ開館する19年前の墨田の街を空撮して、
プラネタリウムドームいっぱいに映し出されるその絵が圧巻で
墨田の人々と町並み、今はないお風呂屋さんとかが映し出され
下町ならではのなんとも言えない懐かしさ一杯でした。
もう、この作品を見ることができなくなるのかと思うと非常に残念です。
星空投影は勿論全部生解説でした。
解説員の方は男性で、
非常に穏やかで、一回も噛んだりすることもない
とても空間演出が上手な人でした。
五藤光学研究所GSS-Helios(1994年10月導入)
投影星数は2万5千個
4軸制御のスペースシミュレーターとして世界初の球形プロポーションしたのが
このヘリオスだそうです。
多摩六都科学館が開館した1994年3月1日に導入されたのと
同じヘリオスだとお見受けしますが、
かなり大きいです。
閉館の理由として、投影機が古くなったからと言われいます。
たしかに多摩六都科学館は2012年にリニューアルされて最新鋭のCHIRONII(ケイロンII)にかわりましたが、
荒川区立プラネタリウム館なんて48年間も同じ投影機で続いたのですし、
実際、今回夜空みても
まだまだ全然現役で星空学習できるのは間違いありませんでした。
なんでも閉館してしまうのは
押上のスカイツリータウン・ソラマチに『コニカミノルタプラネタリウム天空』ができて、
二つもプラネタリウムいらないでしょうと区議会が蓮舫的にろくに視察も考えもなしに目先の収益だけで廃止を決定した感じなのです。
生涯学習センター内のプラネタリウムは、老朽化が指摘されています。プラネタリウムを更新するには多額の経費を必要とし、その後の維持管理費も大変と聞いております。
そのような中で、5月22日に開業の東京スカイツリーの関連施設として、全天候型プラネタリウムがオープンされます。早急に東武鉄道と協議され、現在まで行ってきた小・中学生の天体観測授業をはじめとする事業が十分果たされることができるとすれば、この際、生涯学習センター内のプラネタリウムは直ちに廃止することも視野に入れるべきと考えます。区長の考えをお聞かせください。
出典平成24年 第1回定例会(2月)-02月23日−02号
あそこは場所柄も経営的にもともとプロジェクターでオート番組放映して収益高めるのが目的ですので
INFINIUM S (インフィニウム S)は恒星映せる数は多いですが、
実は簡略化したつくりだったりするみたいで、
子どもたち
星の勉強できなくなっちゃいます。
コンソール前に集まって、
解説員の方を撮ってたので私も便乗しました。
そしたら解説員の方、
「あ、なんなら電気つけましょうか?」
と自らそっせんして
明かりをつけて
被写体になっておられました。
この一週間連続投影でかなり疲れたと思います。
あと
こどもたちにとっても
自分にっても
真っ先に考える
Q&A
疑問に思った質問
回答ありました。
年齢9歳 性別・女 受付日(3月20日)
「なんでプラタリウムなくなるの?」
年齢4歳 性別・女 受付日(2月9日)
「どうしてぷらねたるゆむんなくなるんですか」
答え
プラネタリウムがなくなるのは、僕個人としては
とてもさみしいです。
では、どうしてなくなるのかというと、プラネタリウム
の機械が古くなってもうそろそろ動かなく
なってしまいそうだからです。プラネタリウムはなくなり
ますが、平成26年には会場を作り変えて
すみだ区のみなさまの文化・学習活動の場として
生まれ変わる予定です。幼児の皆さんには、プロジェクター
での映像の投影もできるように検討しています。
担当スタッフ(渡邉) 回答日(平成25年3月12日)
私が最後受付のお兄さんに
このあとここはどうなるんですか?とたずねたら
「来年は設計して、再来年には新しいプラネタリウム生まれ変わりますよ。」と言いました。
はっきりとです!
大人は嘘ついちゃいけないんです、
約束はまもってくださいね!
◆委員(西原文隆)
次に、本会議のときに、生涯学習センターのプラネタリウムのことで質問させていただきました。区長からは、24年度で検討して答えを出したいというご答弁をいただいておりました。
まず、年間プラネタリウムにかかっている費用。これは予算書を見ましたら、生涯学習センターの事業費の総額で1億5,277万9,000円。すみだ学習ガーデンへの事業運営委託費で9,000万円かかっている。その中に全部いろいろなものが入っているから、プラネタリウムだけでどのぐらいかかっているか分かりませんので教えていただきたい。
それから、年間の入場者数、あるいは入場料、それをトータルで教えてください。
◎生涯学習課長(金子しのぶ)
ユートリヤのプラネタリウムにつきましては、委託料ということで約4,000万円でございます。入場者数ですが、一般投影が約1万人です。学習投影が1万5,000人ということで、合わせて2万5,000人でございます。
収入でございますが、公的施設ということで、団体の割引ですとか免除等がございますので、収入のほうは年間約360万円となっております。
出典平成24年 予算特別委員会-03月07日−01号
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