明治中期、東京の街中に作られた典型的な中流住宅で、明治23年森鴎外が一年余り住んで、明治36年(1903)から同39年までは夏目漱石が借りて住んでいました。
西郷隆盛の弟西郷從道が東京上目黒の自邸内に建てたもので、従道さんは陸海軍の大臣を歴任したりした、維新政府の中枢に居た人物だそうで、在日外交官との接触も多かったので接客の場として建てられた洋館です。 何軒かの主要な建物にはボランティアのガイドさんが常駐されていてマンツーマンで説明を受けることができました。
明治村には旧東宮御所(現迎賓館赤坂離宮)で使用された家具も所蔵していて、この椅子などがそうです。今年2010年に開村45年を迎えた記念に「赤坂離宮を彩った華麗なる宮廷家具」展を去年の11月28日から今年の6月30日まで1丁目13番地の三重県庁舎で開催していました。
日本三景を描いた暖炉飾りは 瀬戸焼です。愛知県瀬戸市で生産されるから瀬戸焼きって言うんですね、陶磁器を指す一般名詞として瀬戸物と言うことを今まではっきりと理解していませんでた。なんか江戸時代以前の日本の文化にさっぱり興味が持てません。ティーカップなどの洋食器は好きですが、清水焼とかの湯呑みとか見ても心の琴線に触れる事がありません。西洋のキャッスルには住みたいですが、和のお城には、全く食指が湧かないので、今回の名古屋旅行でも名古屋城には行きませんでした。
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