2010年12月22日水曜日

ダイアログ・イン・ザ・ダーク

12月6日の伊集院光 深夜の馬鹿力で、ダイアログインザダーク なるイベントに、伊集院さんが行った時の話をされました。


TBSラジオが後援しているので、たまにラジオCMで、その名前は聞いたことがあったのですが、ちゃんと内容は把握できず、なんか舞台みたいなものかなって、勝手に思っていたのですが、その時の伊集院さんの体験談を聞いて、心底驚きました。

「ゼロ度の真っ暗闇の空間に、草や土が敷いてあり、水の流れる音や森の匂いが漂い、暗闇のエキスパート先導で、杖を突きながら、みんなで丸太をわたったりすることによって、あたかも今、自分が森の中にいるかのような錯覚を覚えてしまい、最後には真っ暗な喫茶店で、みんなでジュースを飲む。」

というなんて特殊で不思議なアトラクション?かと思い体験して見たくなり昨日行って来ました。



携帯や身に着けていて光るものなどはロッカーに入れておき、ハイヒールなどを履いている人は用意している靴に履き替えます。
最初にちょっと薄暗い部屋にツアー参加者の8人が入ります。リードしてくださる先導者、暗闇のエキスパートの木下さんから注意点を教わります。指先は伸ばすと相手の目に入る危険があるから少し内側に丸めて前にだし、いきなり立ったりすると後ろの人のあごに当たったりするので、誰々立ちます座りますと声をだすとか、なるほどなるほどと関心することばかりでした。次にもっと薄暗い部屋に入り、だんだんと暗闇に目を慣れさせます。そしてついに一寸先も見えない状態に光を落としツアー開始というときに木下さんは、みなさんあだ名で呼び合いましょうと言い出したのでそれぞれ自分のあだ名を名乗りました。木下さんはキノッピとなのり、参加者はテラさん、マイコさん、クリスさん、サオリさん、さっちゃんさん、アンディさん、ヒロコさん、そしてあびるでツアーを開始しました。

これ以上はネタバレになるので、書きませんが、みなさんとても明るくて、
楽しい貴重な体験ができました。

http://twitter.com/HikaruIjuin/status/10339603231805440


   

誤解をまねくような恐れがあることをお詫びしますが、このイベントアトラクションは都会のど真ん中で、あたかも壮大に広がる森の中にいるかのような疑似体験を楽しむ行為だけではなく、視覚障害のある方とこんなにも対等で、というか立場逆転の体験することで、私はいかに晴眼者(自分)は視覚障害者にとって本当に大事な存在なんだなってことを認識するためのものだと思いました。
   

なにをするにも木下さんだよりで、木下さんの声のする方、木下さんの手を頼りじゃなきゃ怖くて先に進めない体験を娯楽として楽しめる行為はなにより、


  


一時間もすればもとの明るい世界にもどることができて、この空間は安全であるという事が保障されているからです。


   


この体験をすることで、見えない世界で、例えば東京駅のホームとかに自分ひとりいて、そこから家に帰らなきゃいけないなんて行為がいかに恐怖で、見える人などの助けがどれだけ大切に思えるかの想像がリアルでできるようなりました。




今回のツアーの先導者、暗闇のエキスパート木下さんあらためキノッピさんも伊集院さんのラジオのファンだったので最後二人で共通してお話をすることができて本当によかったです。

視覚情報なく楽しめるラジオってなんて素敵なものなんだって、あらためて認識しました。


ラジオで、話していた、肌触りのよいタオルがありました。

http://www.atpress.ne.jp/view/8602





セルフで100円で紅茶など飲めるのですが、その支援はアテンドバンク設立(視覚障害者雇用のための組織基盤)のためにつかわれます。













そして偶然にも、私がこのイベントに行く2日ほど前に、29歳さんから盲導犬支援のクリック募金の存在を教えてもらっていました。
こちら側は、クリックするだけてお金はかからず、代わって企業が各団体に寄付をして、一日一円振り込まれるというものだそうなのですが、昨日と今日とでは同じクリックでも全然まったく、1クリックの重みが変わりました。

               「価格.comクリック募金」



ミクシィをやられている人はアプリでありますので、こちらからお願いします。


2 件のコメント:

  1. ワンクリック募金とくに盲導犬についてブログを書きていただき、ありがとうございます。
    自分はブログ作成なんて出来ないので、その能力が羨ましいです。
    e-denpoというサイトでは冠婚葬祭の1通の電報でモンゴルに1本植樹するとか、楽天やアマゾンなどで買い物する際も「ショッピングで寄付」とか探せばアフリエイトで寄付したことになるとか・・・一歩間違えればサイト運営者の私腹を肥やすだけになるかもしれないけど、寄付のやり方って色々あるんだなと学んでいる最中です。
    だったら毎月のサポーターになればいいじゃんと言われるかもしれませんが、無理をしないで視点を変えるだけで寄付ができればと思ったんです。
    TSUTAYAカードのポイントは赤十字に出しちゃってます。でも、その程度、そのくらいの気持ちが私の精一杯です。
    記載されているアトラクションに行ったことはありませんが、中学生の課外授業で目隠しをしてクラスメイトに触れてみるというのをやりました。
    遠い記憶で曖昧なのですが、ハチマキで目隠しをすると普段聞いている友人の声がいつもと違った気がします。

    29歳

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  2. ブログの作成が出来ているなんて、とんでもハップン、自分でも出来ているなんて微塵も思ってはいません。
    29歳さんには、本当に申し訳ないと思っています。
    週一でしか更新できなくて、誤字脱字だらけで読みづらく、
    句読点でたらめで、支離滅裂な小4らくがきブログを見させてしまっていることです。本当にごめんなさい、そしてこの一年、こんな落書きポエムを見てくださってありがとうございます。

    お忙しいでしょうから、本当に本当にたまにで構いませんのでリプライをいただけると嬉しいです。29歳さんからのコメントは、自分にとって、かなり重要なマテリアルとなるので、気が向いた時に、一行でも、一言でもよいのでいただけると、当方とっても元気が出ますのでお願いします。

    「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」は、胸を張ってとても素晴らしい体験だと自負できます。是非とも経験なさってほしいのですが、必ずお友達などと行かれることをお勧めします。私は例のごとく一人でいったのですが、カップル3組と、あと女性で一人来ていた人との8人パーティーでのツアー開始だったのですが、突然いきなり見ず知らずの人と接するなんて、コミュニケーション能力ゼロ、社交性のまったくない私にとっては、この楽しい雰囲気を乱してはいけないと暗闇の中、必死に輪を乱さぬよう、むしろそっちの方に細心の注意を払っていました。
    8人全員初めての体験だったのに、自分以外みなさん順応性が高く、すいすい先に進んでしまうため、一人出来ないっ子状態になり、置いてけぼり感を味わうとは
    森の中にいるというより、教室、学生時代を思い出して、ちょっと悲しくなってしまったのは、ここだけの秘密です。
    伊集院さんも言っていましたが、この体験は一度目よりも2回目の方がよりこの世界の楽しみ方が解るようにると思いました。

    しかし、来年は少しでもこのヘタレっぷりを改善していきたいと思っています。
    せめてメリークリスマスのひとつぐらいは言えるような奴になりたいです

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