本日、葛飾区唯一のプラネタリウムのある
葛飾区郷土と天文の博物館を訪問しました。
1991年7月に開館したので、今年20周年です。
京成線お花茶屋駅から、徒歩で約8分ほど
道案内の標識もしっかりしているので迷わず着きました。
お目当ては、夏恒例の”クイズの出るプラネタリウム
「クイズ!スター&プラネット2011」をファーストエクスペリエンスしちゃうためですぅー♡
【料金】
入館料 大人100円 小中学生50円
プラネタリウム観覧料 大人350円 小中学生100円
お得な年間パスポートもあって
小中学生なら土曜日は無料です。
入館料+プラネタリウム鑑賞料で大人450円です。
考古学ボランティア「葛飾考古学クラブ」
考古学ボランティアの活動目的は、
区民が自らの手で地中に眠っている遺構・遺物などの
考古学資料を基に郷土の歴史を調査研究する事とか。
私知りませんでした。はやぶさ実写で映画化されるんですね。
監督は「トリック」の堤幸彦、山本耕史が出演ということは
試写会行くのかなー
でも夏はこれで終わりって書いてたしなー
初めからオチが分かっている映画でも、現実にあんな綺麗なラストだったのですから、
最新のSFXで話ふくらませて映像化されたら
どうころんでも確実に私はまんまと号泣させられるんでしょうね。
よく見るとエントランス・ホールの中央階段には
曲金北遺跡で発掘された古代東海道が。
朝のステンドグラス
1991年開館当時に作られました。
原画は画家の解良常夫
制作はガラスアーティスト 若林 茂人
2階から3階へと続く階段のステンドグラスは、ちょうど東側にあるので、
晴れた朝には太陽の光が当たり、壁や階段も色鮮やかな光に包まれるそうです。
開館20周年記念特別展
「古代東海道と万葉の世界 ―かつしかに都と陸奥を結ぶ古代の東海道が通っていた―」
郷土展示室
様々な資料から葛飾の歴史と文化が紹介されています。
自然のなりたち
東京低地のなりたちを、 模型・映像・音響で説明し解明されます。
水とかつしか
このセクションでは、「自然のなりたち」「水のめぐみ」「水の克服」を紹介です。
大嶋郷(おおしまごう)の時代
はに丸とひんべえがいました。
永遠に続くものと思っていた
はに丸くんが終わると報道された時は世界が震撼しました。
蘇る昭和30年代の葛飾
私大好きな三丁目オールウェイズコーナーがありました。
戦後の葛飾の花形産業であったボルト・ナットの仕組みで組み込まれた街の製造工場が再現されてます。
心ときめくフェイヴァリットルーム
ゆーあびる戦後の高度成長期のこの時代の日本が昔からたまらなく大好きです。
何故なのかちょっと考えてみたのですが、
古き良き時代への憧れ懐古趣味の心髄は
まだ未来、これから舞い起こる世界に純真に夢を追い求むことが出来た時代だったから・・
そして、けしてもう戻らない存在しえない場所だからと紐解いてしまいました。
・・あの頃へ戻りたい・・
シャボンだ~ま
るるるるるるる♪
シンプリシティな空間で自分の中のプリミティブな部分どうしても浮き彫りになります。
時の止まった世界
永遠のノスタルジア
遠い夢に馳せます。
ダイハツ「ミゼット」がありました。
階段吹き抜けにフーコーの振り子があります。
16.2mのワイヤーに吊られた130kgのおもりが振れており、
地球の自転により40時間58分で一周し、
丸く立てられた金属ピンを倒します。
屈折式と反射式の天体望遠鏡が四つあって実際に覗くことができます。
天文展示室
ティコ・ブラーエの「大アーミラリー」
広がる宇宙観―天文学の歴史―
2007年3月に半年もの大改修を経て
最新鋭のプラネタリウムに生まれ変わりました。
傾斜型の座席ですが高低差が緩やかで全体的にゆったりしています。
最新の音響システムと映像は、真ん中の席のために設計されているので
陣取るならそこが狙い目だそうです。
コニカミノルタ社製の「ジェミニスター3Katsushika」
あたらしい光学式プラネタリウムは投影できる星の数が
従来の1万5千個から26万5千個になり、
天の川も、細かな星の集合体として描写されます。
人類が観測したほぼすべての天体データを盛り込んだ
「デジタル・ユニバース」システムで
137億光年の範囲をカバーできる宇宙像を3次元化して
しかもそれをリアルタイムでプラネタリウムの解説員が
意のままにこの宇宙をあらゆる視点から抽出して投影することができるそうです。
かつしかから宇宙へ特別編
体験しよう、宇宙のすべてを。
全宇宙のデータを網羅した「デジタルユニバース」を日本初導入し、
全宇宙のデータを網羅した「デジタルユニバース」を日本初導入し、
プラネタリウムの概念を大きく変えてしまった伝説の番組が、
熱いアンコールの声に応え、
さらに演出に磨きをかけて再登場。
最初に観ました。
番組内容は葛飾区白鳥3丁目にある
葛飾区郷土と天文の博物館を眼下にして、
ものすごい速度で急上昇
太陽系を飛び出して、銀河系も飛び出して、
宇宙の辺縁部までの光よりも速い宇宙旅行です。
"葛飾区郷土と天文の博物館のプラネタリウム番組は、
他のデジタルプラネタリウム館と違い、既成の全天CG映画を上映しないそうです。
全ては館のオリジナルで作られていて、生解説なのです。
クイズ!スター&プラネット2011
そして次にきょうここに来た最大の目的である
「クイズ!スター&プラネット2011」
あい拝観になりました。
とにかく、この葛飾プラネタリウムオリジナル番組の
紹介文が不思議でしょうがなかったのです。
今年も行くぜ。伝説の「クイズの出るプラネタリウム」。
1994年から続く夏の名物番組「クイズ!スター&プラネット」の第16弾。
最新のデジタルプラネタリウムで体験する、
大迫力の宇宙空間。
そこで遭遇する、衝撃のクイズの嵐。
さあ、あなたは無事クリアできるか、
それとも恐怖の罰ゲームに終わるか。
伝説のエンタテイメント・プラネタリウム、この夏も登場。
【ご注意!】
このプラネタリウム番組は眠れません。
また、瞬間的にとても「寒く」感じることがあります。
私はプラネタリウムに行くと必ず眠りの妖精が舞い降りて来るので
寝れないプラネタリウムという部分に興味を感じて
寒く感じるってどういうことだろうと疑問に思い
プラネタリウムで罰ゲームがあるって何なんだ?
と、どうしても気になってしまい
番組投影
最終日の9月の4日に
滑り込みで観にきたのです。
私は罰ゲームに興味あったので、わざと間違えようと解答したのですが、
逆に正解になってしまったりしたのですが、
他のお客さんのお力で四問不正解ではれて罰ゲーム決行になりました。
ネタバレはいけないので書けませんが、
とっても面白かったです。寒いの意味も分かりましたし
なるほど罰ゲームねと妙に納得させられました。
私の中で従来のプラネタリウムの常識が少し変わりました。
行っといてほんとよかったです。
となりに座った小学校低学年位の子も
罰ゲームの方が面白いと感嘆な声をあげていました。
よい体験できました。
私が一番感心したのは
番組各回に必ず、光学式プラネタリウムを使った、今晩の星空解説があるのです。
プラネタリウムに来てるのにプロジェクターでオート番組映して星空見れないとか残念なことはないのです。
ここは凄いですよ
プラネタリウムに魂こめてやってます感が
番組制作のポリシーが凄まじいのです。
プログラムはほぼ全てが当館スタッフによるオリジナル
そしてあくまでも「プラネタリウム」であることえのこだわり
録音された解説ではなく、本編も含めて解説員による生の解説
主役は星であり宇宙です。キャラクターや物語には頼らない
プラネタリウムは「番組の上映装置」ではなく、「宇宙のシミュレーター」である
プラネタリウム番組は「作品」ではなく、
「お客様と解説者が共有する時間と空間」
本当にここって区が運営しているのかって疑っちゃいます。
年間2000円(大人)で、博物館への入館とプラネタリウムの観覧が何度でも利用できるので、
6回入館と4回プラネタリウム観覧で元が取れます。
お花茶屋もっと家から近かったら
私も絶対この「星空のパスポート」申請するのですが。
あと一階受け付けカウンターで売っている天文グッズの中で
これは?というの見つけました。
天文トイレットペーパー 「ATP」
「星の一生がわかるトイ レットペーパー」
星間雲から始まって惑星状星雲になって再び星間雲にもどるまでを
イラストも交えて70センチに凝縮したそうです。
「Astronomical Toilet Paper」(アストロノミカル・トイレットペーパー)
壮大な宇宙の営みが包まれているそうです。
曳舟川親水公園
博物館前の曳舟川親水公園には、区内唯一の田んぼがあります。
田んぼは「郷土と天文の博物館」と地元住民が体験学習の場として管理しています。
三対の案山子が番をしています。
やや、
なにやら奇怪な面容
20世紀少年?
バオー来訪者?
心と体、半分未完成のキカイダー?
「葛飾区郷土と天文の博物館」の展示構成
郷土と天文という、一見つながりのないテーマですが
地中と宇宙って語呂合わせでしょうか?
それはさておき、
プラネタリウムに関しては
私が今まで観てきた中では
総合的にここが一番最強です。
お花茶屋に住みたくなりました。
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