いよいよ次の日はこの旅行、ツアーに決めた場所
アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所に向かいます。
17時半ごろ、同じクラクフのショパンホテルに戻り、一休みして19時からホテルで夕食です。
ホテルに着くと、明日の予定表が配られました。
私は目を通すと一瞬固まりました。
アウシュビッツでのガイドに“MR中川“と書いてあって
これはもしや、中谷剛さんのことじゃないのですかと
心昂ぶらせながら後藤さんに問いただしました。
「日本からの情報では中川と言ってましたよ。」
との事なのですが、アウシュビッツに日本人のガイドは一人しかいません。
とても難しい喚問を乗り越えてアウシュビッツで唯一の外国人公式ガイドになられた日本人、
地球の歩き方にも毎年載られているあの中谷剛さんかもしれないのです!
今回の旅行に行く前までずっとアウシュビッツに行くのなら
中谷さんのガイドを受けたいとずっと思っていたのですが、
ツアーでつれて来てもらうのですからと
正直あきらめていました。
それがまさか、前日に突然、
もしかしてもしかしてなのです。
夕食まで時間があるので、またスーパーKEFIRKにいって
寝酒のビールとお土産用のチョコと
後藤さんがポーランドはインスタントスープが美味しいと言っていたので試しに二つ買ってみました。
ビールの銘柄はまたTyskie(ティスキエ)とZywiec(ジヴィエツ)というポーランドビールを買いました。
輝くお味でした。
ちなみにボーランド語でビールはpiwo (ピヴォ)です。
チェコ語でビールはPivo(ピヴォ)ですのでほぼ一緒ですね。
発音はどうだか私には分かりません。
ヴィエリチカ岩塩坑では少しだけお土産を買いました。
夕食はホテルでバイキング形式でした。
疲れて寝たいとのことで、45歳のマダムはご一緒されませんでした。
それでこの旅行中ずっと気になっていた事がこの時判明しました。
私はツアーに参加するとまず始めに
「どこそこに住んでる○○です。」
みたいなそれぞれの自己紹介の時間があるものと思っていたのに
それがないのが
2005年に個人情報保護法が施行されたからだそうです。
旅行会社の人が個人情報保護法のことを最初に ツアー参加者に説明するのは
参加者同士が名前や住所の交換をして、トラブルになるのを避けたいからだそうです。
ツアー参加者も個人情報保護法があるので、 相手に迷惑がかかるかもとお互いに
詳しい詳細は明かさずに旅行終了するのが今のツアーなのだそうです。
集合写真や、名簿など昔はあったのだそうです。
ちょっと思い出したのですが、探偵!ナイトスクープで(私はスカイ・A sports+で観てます。)
アメリカのグランドキャニオンに旅行に行った時の写真を無くしてしまったので
その時ご一緒した人を探して欲しいという依頼があったことを思い出したのですが、
名簿などあれば、同じ場所を一緒に訪れるので
だれかが写真を無くしたりしてもほかの方が撮られた画像を添付してメールしてもらったり
する事もできたりと便利なこともできるのに
今はそれもまかりならない浮世なのですね。
朝です。
同じホテルに二日間連泊でしたのですが、そのままだとベッドメーキングされるので
後藤さんが
「私はいない時に部屋に入ってこられるの嫌だし、枕銭おかなくてすむから
ドアに『起こさないでください』札をかけて出かける」
と行っていたので一日目まねていました。
ビールの空き缶やピクルスの瓶など放置して部屋を出るので
悪いなぁと思い部屋を出るさい、
ピローチップは相場の倍の10ズロティおいておきました。
90分ほどかけて、バスで向かいます。
移動中、後藤さんがアウシュビッツ強制収容所についてお話しています。
「負の遺産」
そんな中での筆頭株がアウシュビッツだそうです。
道路沿いにたくさんお墓がありました。
そしてまた、至る所に教会が点在しています。
人口の約88%がカトリックだということが伺えました。
アウシュビッツ強制収容所に着きました。
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