長きに渡ってお送りした、ポーランド旅行記も今回で最終回です。
嬉しい事にまた窓際の席でした。
一般の多くの方はトイレに自由に行ける通路側を喜ぶそうですが、
私はまた、空の写真が取れるのでラッキーです。
チューリヒから成田までは、また約12時間半のフライトです。
そして旅行記の最後になって今更何なんですが、
なぜ私が今回突然ポーランドに旅行に行ったかの真意を
雄大なスイスの大地の力を借りてここに明かします。
それは、
ウォーターフィールドダンスさんが
行こうと決めていた場所だったからです。
もう何度も海外に行かれている人で
もう、あと行きたい国はポーランドで最後とまで言ってました。
本当は2011年の6月にはポーランドに旅行に行く予定を立てていたのに
震災の影響で中止にせざるを得なくなり、
仕事先も変えて新境地で色々と大変で
それどころじゃなくなっているのに対し、
私の中で、
のっぴきならない心の事情が生じまして
のこのこと、
ゆーあびる先にポーランドに出向いてしまいました。
相当ご立腹になられました。
♪わたくしはなぜ~こんなにも愚かなの?
38歳にもなって~そんな分別もつかないの?
教えて~おじいさん?
教えて~おじいさん??
教えて~~アルムのモミの木よぉ~!!
※反省の色が全くないのではなく、半年以上経ったのでもう責めて笑いに変えさせてください。
そんな動機で私はポーランドに来てしまったのですが、
“今の”ポーランドでしかエクスペリエンスできない格別な時間.体験できました。
もうお会いすることはないでしょうが、
もしここを見ていたとしましたら、
ウォーターフィールドダンスさんには本当に感謝します。
これからどんどん物価が上がっていくのを見通して
イギリス人などが今、ポーランドのマンション買いあさっているそうです。
言葉であらわすのは難しいのですが、
今のポーランドはこの時しか現存しないのです。
フォークでカップヌードルを歩きながら食いした銀座はもう存在しません。
川崎麻世が新幹線役で走った光り輝く88年スターライトエクスプレスにはもう誰も乗れません。
この旅行記をみて少しでもポーランドに興味を持たれた人がいましたら(いるのか?)
チャンスを逃さないでください。
下に大きな三日月形の湖が見えたのですが、
ひょっとして
レマン湖じゃないですね?
最初の機内食でサラダがあったのがよかったです。
イチゴのアイスがでました。
朝日を越え、日付を越えます。
窓には氷の結晶が。
日本につく2時間ぐらい前に二回目の機内食が配られました。
品数も多く、味もおいしいかったのですが、
エコノミークラスでの食事はなんだか、ブロイラー感覚を疑似体験するかのように私は感じました。
こんな狭い空間でたくさんの人たちに周りを囲まれ、
じっと動かないでいるという大変不健康な状態で、
私はお腹なんか空かないし食欲もわきません。
残すのは罪悪感を生じるのでいやなのです。
じゃあーいらないと断ればよいのですが、
それだと写真が撮れず、ブログに載せられないのは嫌なので
ブロガー根性で無理やり口に押し込みます。
今回は行きも帰りも同じスイスインターナショナルエアラインズなので、
日本語吹き替えの映画全部観れちゃいました。
Larry Crowne
邦題は『幸せの教室』です。
トム・ハンクス、ジュリア・ロバーツと2大オスカー俳優が共演しているのに
全体的にプアー 臭漂う、良い意味でゆるーい作品でした。
私はずいぶん低予算で作られた映画だなという印象だったのですが、
トム・ハンクスが製作、脚本、監督、主演と4役もつとめて制作費を約500万ドルにおさえて作られた作品なのですが、
全米で約2億4,143万ドル以上を売り上げる大ヒットになったのだそうです。
教授役でジョージ・タケイが出てました。
授業中、以下にスター・トレックが素晴らしいのかを熱弁している生徒がいたりと、
アメリカでのスタートレック人気の凄さを伺えます。
Monte Carlo
放題、「恋するモンテカルロ」
ティーン向けのロマンティック・ラブコメディで
舞台はアメリカとフランスはパリ、モナコ公国のモンテカルロと三カ国
左のウエイトレスに誇りをもつエマ役のケイティ・キャシディが一番好感もてました。
それで最後にみた
The Hangover Part II
ハングオーバー2
最低の映画でした。
こんな不潔で汚い品性下劣な映画生まれて初めてみました。
アメリカ人ってこんな最低なシモの話で喜ぶのかと幻滅ですし、
なにより、ただでさえ本数の少ない日本語吹き替えで
よりによって何ゆえこの作品を選んだのか、このスイスの航空会社の趣旨はなんなのでしょうか?
しかし、
一番悔しいのが、
「Japanese」しか選択できない、
戦闘力5以下の己の語学力のなさでした。
なんとも忸怩たる思いです。
日本の大地です。
到着。
そしてやっぱり見せ付けるかのごとくわざわざビジネスクラスの席を通って飛行機を降ろされました。
エコノミー席で半日近く狭く苦しい思いした後なので、
ずいぶん酷な行為なさいますねと陳ねたくなる瞬間ですがいけません。
こちらサイドで旅行に行かれる方々がいるおかげで
お安く海外に行くことが出来ることに感謝しないといけません。
国際線の飛行機って今、ファーストクラスやビジネスクラスのシート数が多くなっているそうで、
その理由は飛行機の運用コストはファーストとビジネスに人が乗ったらそれで十分ペイするからとの事。
エコノミークラスなんてほんとは空気運んでいるようなもので
ただ、実際空気運んだら勿体無いので
安い料金にしても人でも乗せとこうという考えなんだそうです。
はい、
無事帰国しましたー。
私はこれが、
人生二回目の海外旅行で、
最初は個人で(桐渕さん親子というチート使用)、
そして今回は添乗員さん同行のツアーを経験してでの感想ですが、
空港やホテルでのチェックインなどおまかせでよくて
盲導犬のごとく後藤さんの後を歩いているだけで、
迷うことなく、効率的に主要な名所を回れて
チケットを買うのに並ぶ必要もなく、
食事時にはあらかじめ予約したレストランでその国の名物料理を味わうことができるという
限られた時間を全く無駄にすることなく
確実に異国の地めぐりできる
完璧な制度なのだと実感しました。
当然ですが、私個人での旅行だったら
五泊七日の旅行で今回訪れた場所全部は到底回れませんでした。
でも、私はこれで、ツアー旅行は最後にしておきます。
一番の理由は私の極度なまでの著しく低いコミュニケーション能力で
同行する方々に多大なるご迷惑をかけてしまったからです。
もう悟りました。
もう自分一人の旅行なら、たとえ目的地に着かなくても
別にいいじゃないと思えるのです。
パスポートなくしたって
迷子になったって
命とデジカメさえ無事であるなら
あとでブログのよいネタになるだろう
そう考えるようになりました。
あと私がもう二度と団体ツアーに参加しちゃいけない理由として
最後まで旅行記仕上げてといて今更なんですが
大変な恥ずべきふとどきな行動でしたのは
中年初老の大のオトナが、異国の地でドナルドダックの人形おいて
同じ日本人30の眼(まなこ)につつまれながらバシャバシャ写真を撮りまくるという行為
どう考えても100%変人ですよ、
個人旅行でならまだしも、団体ツアーでなんという大胆な行動
よくやったよな自分と
あの頃はほんと私も若かったとあらためて振り返り懐かしみます。
でも冗談じゃなく、
このツアーに参加なさったメンバーさんには本当に
迷惑をかけたことをお詫びします。
ただ、どうしてもですね、
どうしてもこのポーランド旅行での写真には出来るだけ
あひるを一緒に写しこみありきで残しておきたかったのです。
結果として
これがあひるとの最後の旅行になりましたが。
まぁ結論から申しますと
私のスペックでは当然の結末であったというだけの話で
最初から自分でも分かりきっていたのに
私の知能はどれだけ低いのでしょう。
私バカよね~おバカさんよね~~~
中村泰士 作曲
あきらめが あきらめが 悪いのね
一度はなれた 心は二度ともどらないのよ もとには
秋風が吹く つめたい空に
鳥が 飛び立つように
私も旅に出るわ ひとり泣きながら
あああ、しょっぱい
しょっぺぇーなぁ~
はぁ~~ああ~~しょっぱい!
もう半年以上たったので笑いで〆させていただきます。
御粗末様でした。
以上、ポーランド旅行記でした。
はじめまして。勢いでポーランドの航空券をとってしまい、慌てていろんな人の旅行記を読もうと検索しまくってたどり着いたものです。
返信削除私もブログ放置してしまっていますが、昨今ブログで旅行記を残す方が減っているのか、ポーランドが人気無いのか、あまり旅行記が無く、こちらのブログは一筋の光でございます。
そして、(いろんな意味で)やっぱりツアーで申し込むべきだったんじゃない・・・と涙がこぼれそうです。※私の戦闘値は10くらい
真面目な話、アウシュビッツに行くのはやはり一人では厳しいかなと思いました。
行くことは出来るでしょうが、見終わった後、一人で誰にも話せない状況は辛いかなと思います。
いずれにせよ、とても楽しく参考になる記事をありがとうございます。
また熟読しに遊びにきます。
8-8さん、コメントありがとうございます。
返信削除まだ、少しだけですがブログ拝見させていだだきました、8-8さんのポーランド旅行記がとても楽しみにです。
私はツアーだったから、あの中谷さんにガイドしていただける幸運に見舞われたのですが、でもこんどアウシュビッツ行くときは、必ず個人旅行でと決めています。
ツアーだと、どうしても時間が限られていますので全体の半分も回れないので、一度ガイドさんについて回ったあとは、一人で全体をゆっくり収容所全体を歩くことができるからです。
今現在、「ヨーロッパ一人一ヶ月バックパッカーの旅」週一で鋭意執筆中ですので、良かったらまた遊びにきてください。
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返信削除おひさしぶりです。
削除です。
以来ですが覚えてますか?
やっとポーランドに行くことが叶いそうなので、ポーランドを細かく綴ってるブログを探してたら、ここに辿り着きました。
あのアヒルに見覚えがあって、思い出したらコメっちゃいました。
思わずコメるくらい楽しい文章でした。
当時は私も未熟でした。でも未だにアナタにしたようなことを他の男性にもしてます。
そんな性分のままだからお会いすることはできませんが、数年たって、このブログから避けるのを止めたのだけは、知ってもらいたくなりました。
アナタとの関係は、間違いなく「男女」でした。
肉体関係ではなく、男性として私はアナタを拒否りました。
でも、男性として見たからこそ逃げました。
ちゃんと、アナタの魅力を理解してくれる方がいると思います。
足りないのは・・・自信ですかね。
最近は、まだホタルが好きで、石垣島やマレーシアのホタルツリーなんかを夢見てます。
国内ではガマかな。松代の大本営なんかお勧めです。
アブチラガマとか沖縄を極めたいです。
日本人だからではなく、戦争って人を狂わせちゃうんだなと感じさせてくれる国内の観光エリアです。
このコメントは表示させないで消去してください。
ポーランドが再会させてくれたような過ちみたいなもので、記憶から消していただけるとアリガタイです。
お久しぶりでございます、未だに無様にこのような語彙が毎回へんてこりんな滑稽ブログを
返信削除あの頃と変わらずに周一で更新しております。
コメントを表示させないでくれとのことですが、名前を消してですが乗せちゃいました。
このポーランド旅行記を私に書かせたのはアナタなのですから・・・。
私が36歳になってすぐの頃、ウォーターフィールドダンスさんにブログのコメントをもらってからというもの、
完膚なきまでにふられるまで、ウォーターフィールドダンスさんに見てもらうということだけ考えて、そのためだけに毎週ブログの更新しておりました。
もう私には恋とか無理なんだとわかったので、もうあんな悲しい思いするぐらいなら(私が岡田有希子なら間違いなく飛び降りてました)修道院に入って一生、操を守り最後まで朽ち果てようと考えております。
しかしどんだけあなたはドサディストなんですか、私のことなどこの数年すっかり忘れていたのにポーランドで検索したら出てきて思い出してそれでやっぱり
「記憶から消してれるとアリガタイです。」
私はアナタを今日の今日まで片時も忘れたことありません。
多分一生毎日アナタのことを考えて生きるのでしょう。
ドラえもんの道具「忘れな草」が欲しいです。
まだ、ご結婚されてないのですか?森崎友紀以上にお美しいので全然大丈夫だとは思いますが、ウォーターフィールドダンスさんも今年で私がこのブログを始めた歳と同じ34歳になられるのですから藤原竜也や今井翼ばりの素敵な旦那様との末長いお幸せを 私は草葉の陰で心より願っておりまっす。
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返信削除です。
削除さっきのコメントは追加されてるかな?
スペインのガウディ、トルコのアヤ・ソフィアにも行ったのに、失念したので追記しました。
私が訪れたのは 時代でしたので、今と情勢が異なるかもしれませんが、メジャーな観光地として楽しめました。
それでもアンコールワットが一番オススメですけど。
アウシュビッツは誰かと分かり合いたいと思ったことはないくらい勝手に深く恋をして、会いに行った感じです。
ヒロシマ、ナガサキ、靖国、オキナワ、ベルリンの壁博物館とは比較できないくらい、それだけの世界でした。行けてよかった。
最近、国内の近場で衝撃を受けたのは、千葉の館山の赤山地下壕跡です。
そろそろ帰国の熱も覚めてきそう・・・お元気で。
ウォーターフィールドダンスさんがトルコに行かれたのは「たすくリヴァー」時代ですので
返信削除無論覚えております。
今現在私は右足を骨折している状態なので、松葉杖生活を余儀されているのですが、
脳裏にあの「Museum Auschwitz 」の一室にありました大量の義足や杖を思い出し、
あの時代なら私と同じ状態の送られた人は選別で価値なし判断され速攻でガス室送りだったのだろうと、、。
http://saitouyuki.blogspot.jp/2014/11/blog-post.html
こんどはエノラゲイを見にアメリカに行きたいとか考えております、
そのためには日々お仕事頑張りまして足を治しなんとか「生きねば。」
その日までとの所存です。
こうやってまたあひるのご主人様からコメントがもらえるなんて、
ポーランドそしてオシフィエンチム自分行っといてよかったなと、
それを人生最大の失恋悲しみに身を積まされながらもブログに認めていた
過去の自分Good job!よくやりましたねと「初めて自分で自分をほめたいと思います」
「・・・お元気で。」
ゆるやかな死刑宣告ありがとうございます。