2013年1月19日土曜日

たむさんに会ってきました。

こんなブログに毎回ありがたいコメントをいただける

たむさんに新潟まで

1月17日

会いに行ってきました。

新幹線から群馬の高崎観音が見えたのですが、

この写真をBefore→After的にして

次の画像を見てもらうと

その違いが分かりやすいと思うのですが、


トンネルをぬけた先は

川端康成の「雪国」の冒頭どおりでした。





月曜に東京でも大雪降りましたが、

もう、ぜんぜん桁が違ってました。



約半年ぶりの越後湯沢です。

この改札からは外にはでません。

ほくほく線に乗るので

こっちサイドに歩くのは

35歳の時に免許取るのに

柿崎自動車学校に行ったぶりです。



ほくほく線 開業15周年だそうです。



こんなに雪ふってるの

39年間生きてきて

実際に経験するのは初めてです。





約四年ぶりに乗車しました。


線路雪で埋まらないのでしょうか?


とんでもない雪の世界を

Galaxy Express 999(ホクホク線)が

駆け抜けて“ゆき”ます。

電柱が半分埋まってます。


上越国際スキー場前駅からリフトが見えました。

私もいつかスキーやってみたいなぁー。

地平線のかなたまで雪びっしり、



たむさんとは農舞台のカフェで落ち合う約束してるのですが、





電車の窓越しにあらわれたのは

えらいことになってる農舞台でした。


とぉーんでもないことになってます。



あのうだるような暑さだった

あの場所が

こんな風になっちゃうんですね。



草間彌生さんの「花咲ける妻有」が完全に雪に埋まってます。



それで、

松代駅は農舞台と直結してるのですが、

私は出口間違えて

外から向かってしまいました。

来る前東京駅で手袋落としちゃったりとか

相変わらず残念な脳です。





2メートル以上の雪の壁、

その先に大地に四本の足しっかりのばして

農舞台そびえたってます。





ゲロンパが三体、農舞台の下に隠れてました。


間違えて外からこなければ出会えなかったので

本当に旅運だけは私よいのです。

中はほぼ夏の時と同じです。

こたつに入ってプロジェクターの画像見ながらゆっくり語り合うスペースできてました。


任天堂DSで自分の顔を描いて、障子を埋めよう企画やってました。

正直、まだぜんぜん

うまってなかったです。

こちらは

バックパックに風呂桶がついていて

外で湯船につかるというパフォーマンスアート


変わらず現代アートやってます。


この牧を燃やして風呂の水温めるとのこと




たむさんとの待ち合わせ場所

越後まつだい里山食堂です。


事前にメールで

「当日私は、青いダウン着て、首から白いカメラぶら下げてて、

あと容姿は剛力彩芽にそっくりです。」

とちゃんと伝えていたので

すぐ分かっていただけました。


たむさんは想像していたより、ずっとステキな大人な女性の方でした。

雪でおおわれた棚田も綺麗でした。




普通に農舞台内は本当にあの夏の日のままでした。



農舞台入り口にある「かまぼこアートセンター」も雪の中です。




たむさんが車でキナーレまでつれてってくださいました。

キナーレの池が雪にすっぽり。



タップをつるして

この写真撮るとき

後ろにたむさんがいるので

なんか内訳を見られているようで

ちょっと恥ずかしかったです。


夏と同じ展示がされていたのですが、

学芸員の方が親切に全部の作品の説明をしてくださいました。



夏に見ているはずなのに

ゆっくり説明を受けながらだと理解がぜんぜん違います。



あの時は人が多かったことや


なにより、

たくさんの作品見なくちゃと早ばやに

写真撮ったらつぎつぎと進んでいましたので


きちんと作品に触れ合っていなかったんだということに気づかされました。



とくにあらためてみる


作品番号T230

が凄かったです。

夏も見てるはずなんですけど・・


今一度またちゃんと目にすることが出来て見逃さずにすみました。



そして


夏もあっただろうこの椅子の存在が今はちゃんと目に入ります。


越後しなのがわバルでたむさんと食事しました。

そばビールなんてあるのですね。

ランチメニューのオムライスを食べました。

夏は人でごった返してたので

食事しても後ろで人が待ってると思うと

せかされてる感で、なに食べても砂の味しかしなかったでしょうが、

今はゆったり食事ができました。

サービスで生姜のクッキーもらえたり

ストーブを席の近くに置いてくれたり、

毛布を貸してくれたりしました。


しんしんと粉雪が真っ直ぐにキナーレの池に舞い散る絵、



死ぬ前に見れたら安らかだろうなと思えるほど


この世のものではないくらい神秘的な光景でした。









たむさんが

十日町駅までおくってくれました。

駅の待合室で列車が来るのを一緒にまっててくれました。

そしたらたむさんが

私があまり写真を撮っていなので

撮れ高ちゃんと足りてるのか心配してくださいまして


「すこし雪とたわむれましょうよ。」と

いっしょに小さい雪だるまを作りました。

初めての共同作業、

撮れ高OKいただきました。



なんとたむさん

お土産を用意していてくれてました。

ディニッシュ専門店、京都祇園ボロニヤ 十日町工房のパンと

私がビール好きなのを知って越後ビール

それと蝋でできたうさぎです。




私は確信しました。


あの夏の芸術祭は素晴らしいものでしたが、


あれを経験した上で

この冬の越後妻有にくると

まったく違う美しさがここにはあることを知りうるのです。





本当によい意味で人がいないので



静かでだれにもじゃまされることなく





色々なものを最高の状態で





二人じめできちゃいます☆
























まあ



















そんな穴場スポット私が知ったところでなんにも活用できないんですけどね!!


















2 件のコメント:

  1. 遠い所、来てくださってありがとうございました!
    当日はワッサワッサと雪が降ってて・・
    雪国、楽しんでもらえましたか?
    夏とは正反対の景色ですよね。


    トンネルを抜けると景色が全く違うので、
    驚いてもらえたでしょうか。
    そうそう、雪国には線路専用の除雪車?があります。
    戦車みたいなイカツイ重機が線路上の雪を
    吹き飛ばしながら走ります。


    花咲ける妻有、てっきり冬場は片付けられているのだと
    思っていたので、雪の中に埋もれているのを見て
    ビックリしました。
    春になると雪の中から顔を出し、
    迫力満点にまた咲くのですね。


    そして!ゲロンパ、農舞台の下にいたんですか!
    ゲロンパは作者さんと帰ったものだとばかり
    思っていました。
    私も見たかった!!!!!

    農舞台のカフェから見る棚田や里山の風景は
    夏とは全く違いましたね。
    夏の濃い緑も良かったけれど、
    雪景色もキレイでした。
    ジンジャーレモンティー、生姜がきいてて美味しかったです♪
    ご馳走様でした!

    キナーレの作品は私も一通り夏に見たのですが
    ああやって一つ一つ説明してもらうと
    夏とは違う見方が出来て、とっても良かったです。
    水の波紋のは、夏に見たときは???だったのですが、
    今回、説明してもらったお陰で、
    作者の・作品の・意図が分かった気がします。

    LOST#6
    この作品は夏に見て、とってもお気に入りになった
    作品だってので、今回、また見ることが出来て
    嬉しかったです♪
    ずっと見ていられる作品ですよね。

    しなのがわバルも、とっても雰囲気が良くて
    店員さんも、とっても気を配ってくれて。
    一度、利用したいと思っていた場所だったので、
    今回、食事が出来て良かったです。
    席から眺めるキナーレの吹き抜けに降る雪は
    いい景色でしたね。

    農舞台もキナーレも貸切で、
    本当に今の時期はオススメですね!


    今回、せっかく十日町まで来てくれたのに、
    あんまり案内できなくて・・

    もっといろんな所を案内できたら・・
    もっと雪国を満喫してもらったら良かった・・

    雪だるまだって、もっと大きいの作れたのに。
    農舞台のところで作ったら、もっと雰囲気出たのに。とか

    雪遊び、したらよかったな。とか

    除雪車、見せたかったな。とか

    冬でも見れる作品、他にもあったんじゃ。とか

    一番思ったのは

    もっと芸術祭について話せばよかった。

    お互いに芸術祭を回ったのだから
    見た作品の感想とか、もっともっと話せばよかった。

    なんだか、今になって
    いろいろと浮かんできます。

    次回の課題でしょうか。


    十日町に来てくれて、ありがとうございました。
    会えて本当に良かったです。

    頂いたタップくん、大事にします♪


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  2. 私は生まれてこのかた、ウインタースポーツするという縁がなく、

    なのでたむさんに会いに行こうという目的がなければ

    あの雪を見ることがもしかしたら一生なかったかもしれません。



    たむさんからは、雪国豆知識を教わりました。

    「服についた雪は暖かい部屋に入る前にちゃんとたたいて落とさないと大変なことになる」や

    「かまくらは作った次の日に入ると縁起が悪い」など

    なるほどと、本当にお聞きできてよかったです。



    雪だるま嬉しかったです。

    あのときビックリしたのが、雪にさわっても全然冷たくなくて、さらっさらで手がまったく濡れなかったことです。

    あんな雪生まれて初めてです。



    今回新潟に行って分かったことがありまして、

    おととし、埼玉県秩父市でホタルを見たのですが、最初視察で一人で行ったとき
    その日が尋常じゃないほどホタル満開で、えもいわれぬ美しさでした。

    でも、綺麗なのですが、一人で見てると物悲しくもありました。

    だれかと同じものを見てそれを共有できるとこんなにも安心するものだと
    たむさんとキナーレの雪見ながら密かに考えてました。

    またどうぞ、これにこりずに色々とぞうぞお願いいたします。


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