広島市立の科学館にあるプラネタリウムが
毎週日曜の最終投影だけ
50分間全編生番組なので
それが見たいがために
夜勤明けおもむろに
ハックルベリーエクスプレス(JR東海)に搭乗したしだいです。
地上4階建ての広島市こども文化科学館(博物館法上の登録博物館)
広島電鉄の原爆ドーム前駅から約300メートルのところにあります。
SLがお出迎えてくれました、
1946年生まれのC59型蒸気機関車で、
呉線を走っていたそうです。
広島市こども文化科学館の開館は昭和55年(1980年)5月1日
今年で33年のけっこうな歴史ある場所です。
あと
大事なことですが、
プラネタリウム以外の入館料は無料なのです。
「みる・ふれる・ためす・つくる・たしかめる」をキャッチフレーズとして、
遊び感覚で科学の楽しさに触れることができます。
夢のかけ橋を渡ると「天空の夢の国」(本当にそういう名称)です。
巡回特別展示「フューチャー・パスきみは未来の新聞記者だ!」
平成25年4月1日~平成26年3月31日まで開催中です。
2060年の科学技術が浸透した未来都市の住人から話を聞いて
科学技術の発展がもたらした生活の変化を取材体験して
自分だけのオリジナル「未来都市の新聞」をつくるロールプレイング型展示。
3階には天文の科学、
イベント・企画展示のためのスペースと実験教室
2階には「サイテック博士のおもしろ研究室」
こちらも子供達自身が触れて楽しめるような展示となっています。
1階から2階にかけての吹き抜け部分にはある、
「たんけんとりで」
中には色々な体験装置の「しかけ」があり
科学の基本原理を
空中廊下を割ったり、ジャングルジム迷路で遊んだりしながら、
学べるそうです。
さすがにこの日は私ここに入る元気なかったです。
館内にある「こども図書館」
4千冊以上も子供向けの本を所蔵していているそうです。
4階のプラネタリウム入口にチケット売り場があります。
料金(大人500円、小学生~高校生250円)
3月9日~6月2日までは春の番組編成
「お菓子の国の物語~輝け!お菓子の星座~」
ひろしま菓子博2013の特別協力で製作されているそうです。
過去の季節番組のパンフレットあったのですが、
歴史あるプラネタリウムだけあって
オリジナル番組たくさん作ってます。
広島市こども文化科学館プラネタリウムの番組は、
職員制作として有名なのだそうです。
今現在の太陽が観察できるコーナーありました。
太陽のプロミネンスや黒点も見ることができるそうですが、
曇りや雨の日は見ることができません。
館内二階の一室でプラネタリウムクラブが活動中でした。
なんと、こどもたちによってプラネタリウムの番組を制作していて、
小中学生を中心に、
秋の発表会に向けて
シナリオや演出を考え、音楽を決め、絵を描くなどの番組づくりをしているという
なんと素晴らしい
私も部員になりたいです。
星空投影の時間16時になったので
プラネタリウムドーム入ります。
投影機はミノルタ製MS-20AT
ドームの直径は20m
定員345名
MS-20の恒星数は約13500 (6.9等まで)
星雲星団は12個
1980年式のこのプラネタリウム
開館当初からの現役です。
とにかく大きいです。
近年の小型化された投影機見慣れているとよけいに
その巨大さに驚かされます。
「ミノルタMS-20 」は国内で3台設置されたそうで、
最初のMS-20設置館が1980年5月1日開館の
ここ、
広島市こども文化科学館で、
国内2台目のMS-20は神戸市立青少年科学館プラネタリウムにあったのですが、
2003年12月27日に引退。
稼動年22年間でした。
のちに2004年4月、「五藤GSS-KOBE」と置換されました。
国内3台目は、昭和61年(1986年)6月にオープンした富山県黒部市吉田科学館で、
ここはまだ、現役でMS-20稼動しています。
天文・宇宙雑誌として、世界で一番読まれているアメリカの雑誌
SKY&TELESCOPEのMay 1981号に「広島市こども文化科学館」のプラネタリウムの
内部写真写ってるのあるのですが、
座席や投影機同じなのに、
コンソールが違いますね。
さすがに33年間の年月、
天井ドームに染みが何箇所か見られます。
なんでも寄る年波には勝てないのか
ミノルタMS-20AT
老朽化が深刻になり,交換部品も無い状態におちいっていました。
デジタル化には数億円かかるとされ,
問題となっているとのことですが、
いつの日か
光学式投影機じゃなくなっちゃうのでしょうか?
この日星空解説してくれた加藤さんに投影後、
少しお話できました。
「ユートリヤ・スターガーデン」が閉館したことご存知でした。
でも、うちはまだまだ、
このMS-20で頑張ると、
おっしゃってました。
広島旅行では必ずみなさん原爆ドーム行かれるでしょうから、
そのすぐ近くにある広島市こども文化科学館にもぜひ足を運んでほしいです。
そして、加藤さんのストロベリートーク生解説で
今宵の星空に酔っちゃってみてくださいね。
星空というのはロマンチックだからでしょうか。
返信削除運営に携わる皆さんもそうですし、
ゆーあびるさんのこのレポートにしても、
「プラネタリウム愛」が、
ひしひしと伝わってきます(・∀・)
わたしもプラネタリウム行くたんびに、
返信削除運営に携わる皆さんがたの星空にたいする愛情が純白すぎて
心が痛むのです。
私がいそしく星空の天球儀見に行く真の理由そのことわりは
ただただ現実逃避をするためで、
だからメガスターは明るすぎて
星空の下のディスタンスにあたり一面しあわせそうなカップルどものつらがまえが
嫌がおうなしにも目に写りこんでくるので、
とたんに星よりも世界の滅亡に願いをこめてしまうのです。
なんで私は全然ロマンチックじゃありません(・∀・)
いやいや、レポートからはそんなダークネスなものは伝わって来ないのですし、良い感じしますよ。
返信削除「星よりも世界の滅亡に願いをこめて」も、見方によったらロマンチックかもしれませんし(セカイ系?)笑
セカイ系ってよく意味知らなかったので、検索かけてみました。
返信削除新世紀エヴァンゲリオンみたいな内容の事とでました。
私は新しい作品はあまり詳しくないのでよくは分からないのですが、
ちまたでもの凄く流行ってるみたいですよねエヴァンゲリオンって、
そんな人気をひとかけら霞でもよいのでわが人生に頂きたいです。
遅くなりました。すみません(^^;)
返信削除あの近くにこんなステキな科学館があったんですね。
私もプラネタリウムはよく行きましたが、ただ星空を眺めているだけで幸せだったので、
話は漫然と聞いていました・・・っていうか聞いてませんでした。ゴメンナサイ。
ましてや、投影装置のことなんて、ちっとも考え及びませんでした。
ただ邪魔だな、とだけ(--;)
ゆーあびるさんのレポを読んで
もっとちゃんと見ておけば良かったなあ、と後悔しています。
エヴァの主人公は、現実から逃避したくて、実際に逃避ばかりして他力本願な少年です。
世界を救うヒーローじゃなくて、なし崩しにそう追い込まれてしまった・・・
(でも、結果的に世界を破壊してたけどね)
というところが、きっと多くの人に受け入れられた理由のひとつではないかと思います。
マイナスも、とことん突き詰めるとシンパシーを得る・・・かも・・・
プラネタリウム投影装置ってすごいお高いらしいんです。
返信削除なので、ジャックス(クレジット会社)のCMであった
ショーウィンドウ越しにトランペットを眺める黒人少年
のごとく憧れ目線で思い馳せるのです。
これからもせこせこと一人、星空の天球儀を
世界中に探しに出かけたいです。
世界を破壊ってエヴァンゲリオンのネタバレじゃないんですか?
でも映画ってまだ続いているんですよね?
北斗の拳みたいにアルマゲドンおこって世界滅亡しちゃって
水と食料といった残された資源をめぐって争いが繰り返されるという
展開、世紀末ストーリー始まるかもですね。