2013年2月18日月曜日

大阪旅行⑪ きつねうどん 発祥の店 うさみ亭マツバヤ

 さいしょ大阪に着いて

新幹線降りてすぐに

新大阪構内のフードコートで食べたきつねうどんが



心斎橋に、きつねうどん発祥の店があるというので行きました。

◆きつねうどんの歴史(引用:FOOD LIBRARY)
明治時代、松屋町筋にある寿司屋で奉公をしていた宇佐美要太郎さんが、その店の閉店を機に、船場でうどん家「本舗松葉家」を開店しました。
寿司屋で働いていた経験から、いなり寿司の揚げを出してみようと考えました。
当時、油や砂糖は高級品で、それらを使用してつくる揚げも手頃な値ではありませんでした。
しかし以前と比べ求めやすい値段になり、これはみんなに喜んでもらえるだろうと思い、うどんを注文したお客さんに揚げを別皿に入れてサービスで出してみました。
もちろん要太郎さんは、うどんと揚げは別々に食べるものとして出したのです。
ところが、あるお客さんが揚げをうどんの上にのせて食べたのでした。
そして、「うどんに揚げをのせたら、すごくおいしい」と・・・。
それが、うどんの上に揚げがのった「きつねうどん」の始まりです。


駅から地上にあがり

東急ハンズ横を左にまがって


まっすぐ進みます。

東急ハンズのならびすぐにTRANS-LANKHE(トランランケ)という雑貨屋さんがありました。

よほど、自分のお店の品揃えに自身あるのでしょう。

ホテルトラスティ心斎橋1FのリストランテBruno del Vino(ブルーノ・デル・ヴィーノ)

私みたいなもんにはホテルルートインの花茶屋で十分です。

大阪市立南幼稚園の上にキリンがいました。

6分ほどで、『うさみ亭マツバヤ(松葉家本舗)』着きました。

二代目のご主人が、きつねうどんに対する熱い思いをぶつけた本を出してます。


時は明治半ば。 松屋町筋の鮨屋に奉公していた職人さんが、その鮨屋の閉店に伴って
船場でうどん屋を始めたのが「うさみ亭マツバヤ」の始まり。 当初の店名は「本舗松葉家」といった。
 
 鮨屋の経験により早くからいなり寿司の「あげ」をだしてみよう、と考えていたその職人。
うどんに別添えで「油揚げ」をサービスで出したところ えらく好評で、ほとんどのお客がそれをうどんに入れて食べる。
訊けばめっぽう うまい、のだという。
明治26年(1893年)、 船場に「きつねうどん」の誕生です。 

その職人が父、初代 宇佐美要太郎でおます。
                                    
宇佐美辰一:二代目(述) 『きつねうどん口伝』 筑摩書房





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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0 大阪のうどん屋さん2006/9/7
By 
志村真幸 - レビューをすべて見る
(VINE メンバー)    (トップ500レビュアー)   
レビュー対象商品: きつねうどん口伝 (ちくま文庫) (文庫)
 1991年の単行本の文庫化。

 大阪・船場の老舗うどん屋「松葉屋」についてのすべてが詰め込まれている。二代目のご主人・宇佐見辰一の話を三好広一郎・三好つや子が聞き書きしたもの。松葉屋の歴史から、うどんの打ち方、だしの取り方、メニューの一品一品まで。

 宇佐見氏の食材へのこだわりはすごい。水、塩、昆布、小麦粉など、どれも厳選している。経験や伝統を守ることに加え、最新の科学をも取り込んで、最良の素材を見つけ出そうとしている。一見、非科学的に見えることにも、きちんと意味が盛り込まれている。読むほどに圧倒される。

 独特の一冊。
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この本で思いのたけ、経験の全てを語った先代、宇佐美辰一は、12年前に亡くなりました。




きつねうどんも550円とリーズナブルプライス。



現在は、3代目の宇佐美芳宏さん(6?歳)が一生懸命に庶民の味、伝統を護っているそうです。




創業は明治26年、


その歴史あるうどん遂に御対面~♪(パンチでデート)しました。



ねぎ 柚子 カマボコとシンプルながら

どことなく品格があるのが元祖ならでは



3日かけて炊かれて完成するという
やさしい甘さのお揚げさん



大阪ではめずらしい濃い色のだしです。

船場には全国からよいものが集まる環境があり、

屋久島の鰹節、北海道 上物の昆布、小豆島の醤油、阿波の砂糖 
すべて創業当時から変わらない材料にこだわっているそうです。



なんら邪魔なものがなく 毎日食べても飽きが来ない


ホッとする美味しいおうどんでした。



腹ごしらえもすませたところで、

この大阪旅行、

最後に向かった場所

次回あげます。







2 件のコメント:

  1. 私、『きつねうどん』は今までインスタントの物しか
    食べたことがありません・・・
    お店でうどんを食べるときは、
    トッピングが豪華なのものや、鍋で煮られているものを
    好んで注文してしまいます。
    こんな風に昔からの材料にこだわって作られている
    『きつねうどん』
    シンプルだからこそ、
    誤魔化しがきかない料理なんだと思います。

    元祖きつねうどん、美味しそうです。



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  2. 私は幼少の頃、食が細い子で、多くを食べられなかったのですが、たしか生まれて初めて一人前を食べきったのがきつねうどんだったと記憶しています。天ぷらうどんなど他にも種類たくさんありますが、一番好きなのがきつねで、39年間うどんと言えばきつねを食してきました。食欲ない時でも唯一、食べられるので、きつねうどんのおかげで今も生きながらえていると断言して言えます。

    なので、その私の血となり生きながらえさせてくれた万物の食べ物を発明した創世のこの地に大阪に来たからには必ず巡礼しなければと、その根源の味を確かめたく、ずるずるとほおばってまいりました。

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