2010年6月1日火曜日

軽井沢旅行、其の壱

今年中にプラハに行く目標は果たせそうにないので、5月の30、31日と一泊二日で軽井沢に行ったので、それを載せてお茶を濁させてもらいます。どうもすみません。
今はとにかくどこでも良いので、どこか遠く知らない町を歩いてみたい心境に陥られていたので、(このブログでは真相は書きませんが、アンソニーがきつね狩りにて落馬し、お星様になったからです。)場所のセレクトとして美術館の多い所と考え箱根と迷ったのですが、ペイネ美術館とか絵本の森美術館などこの1、2年に知って言ってみたいと思っていた場所が多くできたので軽井沢を選択しました。箱根でどうしても観てみたいと思う場所は今、星の王子様ミュージアムぐらいしかなかったのもあります。
軽井沢と言うと今までずいぶん長いこと私の中では中三の時、高橋良明目当てで我慢して観たドラマ、「避暑地の猫」を連想するぐらいしか知識がなくて、別荘とか自分にはよく分らないのでよもや自分が軽井沢に行く日が訪れるとは思っていませんでした。


まだ オフシーズンなので大丈夫かとも思いましたが、当日にいって泊まれるホテルがあるのかどうか不安なので、出かける7時間ぐらい前にネットで宿泊予約できる所が無いか調べたら、ビジネスホテルですが、ルートイン軽井沢だと全室LAN完備で1000円でノートパソコンを借りれて、楽天に登録している自分のクレジット情報で予約も清算もすぐに済ますことが出来て便利で簡単だったので宿はそこに決めました。
旅の情緒を味わいたくて、駅弁を購入しようかと新幹線のホームにある駅弁屋で物色したのですが、外に貼られた深川めしの写真を見てそそられ選んだのですが、なんか自分の口には合いませんでした。包んでいた紙のパッケージにお弁当を作ったところの名前が書いてありました。「NRE 株式会社日本レストランエンタプライズ」 ネーミングからくるイメージが、いかにも巨大な資本が作った大量生産の食品ですという感じがして食欲減退しました。

新幹線の車窓から巨大な生産工場が表れてそこにデカデカと、「NRE 株式会社日本レストランエンタプライズ」と社名の立て看板を見てさらに食欲が一気に減退して半分以上残しました。
 
軽井沢についたのが8時10分位で、まずタクシーで絵本の森美術館に向かったのですが車中ずっと思っていたのは「免許も取ったことだしここは思い切ってレンタカー借りて乗ってみるぐらいの思い切ったことしてみないとこの傷心旅行、心満たされないんじゃないか?」 で、ムーゼの森に着いたときにタクシーの運転手さんから「開館時間9:30でまだやってないね」と言う言葉を聞いた瞬間決心しました。レンタカーを借りるためまた駅に戻ってもらいました。
ムーゼの森から軽井沢の駅前のトヨタレンタカーの前まで戻してもらって
4300円かかりました。
店の中に入るとクレジットで支払いができるとのことが分り、月末でなるべく手持ちの現金は使いたくなかったのでこれは好都合だと喜んだのですが、一部なのかトヨタレンタカーでは全店そうなのか分りませんが私の持っているJCBカードは取り扱っていませんでした。もう一つ駅前にあるJRの駅レンタカーなら使えると教えていただいたのでそちらに向かいました。
「免許を取ってから路上で走るのは初めてでマニュアル持ってますが絶対にオートマにしてください。」と言うと今はオートマしかないと説明され、
「一番簡単なのにしてください。」と言うと軽が良いとのことでそうしました。操作方法など全く忘れてしまっていたので説明を受けてから恐る恐るよろよろと発進したのですが、
世の中にこんなに便利で賢い機械が存在することに驚きました。カーナビに目的地の電話番号を入力すると道のグラフィックと音声で迷うことなく導いてくれて、ライトや鍵を付けっぱなしで車から出ようとすると「ブー」と警告音がなったり、この日小雨が降っていたのですが、その中を走っていても体が濡れないのです。
寒かったのですが温風で室内が暖められ曇って見えなくなった窓ガラスも切り替えスイッチでその温風を当てることでなんと綺麗に見えるようになるのです。
さすが時代(とき)は光る2010年、技術の進歩科学の発展には目を見張ります。人類の英知もついにここまで来ました。
にも関わらずこんな最新のオーパーツとも呼べるものが一日借りても6000円位と採算を度外視した、もしかして計算できないんじゃないの?っていう位の 破格のお値段で借りることができるのです。
 
知ってましたか?
 
まず最初に予定通り「軽井沢絵本の森美術館」にいきました。
南軽井沢の風越公園の北に1990年7月に開館した「欧米絵本の歩み」をテーマとする絵本美術館。15,000m²の敷地に二つの展示館、絵本図書館、吉田新一文庫、ショップ、ティールームが点在し、森の中で静かに絵本の世界に浸れます。年に数回企画展を開催し、様々な角度から絵本文化を紹介しているそうです。
第一展示室
第一展示室の一階奥にある「吉田新一文庫」は児童文学研究者の書棚が硝子戸棚並べられています。戸棚はロックされているので手に取ることはできませんが、絶版になっている絵本、研究書、原書の背表紙を眺めているだけでも周りの雰囲気と相まって十分楽しめました。

絵本図書館
絵本図書館[ヒューゲル]はドイツ語で「丘」をだそうです。欧米の原書絵本を中心に約1800冊の蔵書を誇る図書館で自由に手にとって読むことができます。


第2展示館

道路を挟んで向かいにある「エルツおもちゃ博物館」
チェコとの国境に近いドイツのエルツ地方に伝わる木のおもちゃを集めた博物館です。

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