3丁目32番地 神戸山手西洋人住居 明治20年(1887)代
この二つに分かれた建物は神戸の高台に建てられたものです。
ヴェランダが正面と片側面に折り廻されて上下階ともに 設えられています。「ヴェランダ・コロニアル様式」というそうです。
主屋の背面にわずかに離れて2階が和室の付属屋が建てられていて、内部には階段がなく、主屋2階との間の「渡り廊下」だけで行き来する構造でとても面白いと思いました。
付属屋の1階は使用人の作業場兼居室になっています。
ここは一日一回しか建物ガイドが行われていないので、この時間に間に合うべく、真夏の炎天下の中、必死こいて村内を走ってたどり着いたのですが、平日の昼間ということもあったのでしょうが私以外だれもいなくてマンツーマンで説明を受けることが出来ました。
二階のベランダは特徴的で、狭い敷地ながら、色々工夫され大きく見せるように造られています。 柱も整然と並べるのではなく、二本、三本と不規則にな間隔にすることで、変化を持たせ、建物自体を大きく見せています。
このベッドは明治11年開業の箱根にある「富士屋ホテル」で使用されていたものです。
2階付属屋の和室です。
渡り廊下を付属やから主屋を撮りました。
その逆でも撮ってみました。
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