去年、国立新美術館での
没後120年 ゴッホ展 こうして私はゴッホになった
VAN GOGH: The Adventure of Becoming an Artist
に行ってきた記事をアップしてなかったので、書きます。
思ったんですが、国立新美術館てなんで月曜じゃなくて火曜休館日なんでしょうか?
こんど行った時にでも聞いてみたいと思います。
しかし私も到頭ゴッホの亡くなった歳と同じ37歳になってしまいました。
新国立美術館は2007年オープンと出来たばかりですが、
音声ガイドも新しくてペン先で番号の上をタッチするとガイドが流れるハイテクで、しかも機械が軽いので首から下げても重くないのです。
オランダ・アムステルダムにあるVan Gogh Museumファン・ゴッホ美術館と同じ構成で、
ゴッホの作品だけでなく、ポール・ゴーギャン、ロートレックらの作品やゴッホが傾倒していた日本の浮世絵、盛んに模写をしたミレーなどもいっしょに展示されていて作品の作られた時代背景読みとりやすく親切です。
ゴッホの作品ほど写真ではなく実物を見た時にうける衝撃が大きい絵画ないと思うのですが、それはインパストという技法によるもので、凄い絵の具の盛り上がりにより、独特の迫力が見るものを圧倒させます。
この展覧会で分かったことは、ゴッホはデッサンや色彩の勉強を丹念に行い、模写を繰り返して画力を高めていった努力の人だった事です。
才能だけ感性だけで作品を作っていたのでは無いことに感服しましたが、そりゃ37まで全てを犠牲にして、絵に身を注ぎ込めたのに一枚しか売れなかったら拳銃自殺もはかるよなと歳だけは同じなので悲しいかなちょっと納得しました。
ゴッホは生で触れないと、その魅力が伝わらないとあらためて思わされました。
行っといてよかったです。
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